次女の断乳

次女1歳7ヶ月、そろそろ断乳しなければ…と思っていた2011年の12月。しかし冬はただでさえ体調を崩しやすく、決行してもいいものなのか迷っていたが、2歳前に断乳したかったし、人の手がある時の方がいくらか楽だろうという理由で、お正月休みに実家に帰省したときに決行しようと思っていた。
ところが、次女の体調不良と謎の紫斑騒動のため、急遽帰省はキャンセル、断乳どころの話ではなくなってしまった。

幸い紫斑病ではなく、原因不明のまま病状が回復した。病み上がりだし、もう断乳は諦めて、2歳を過ぎてしまうが春まで待とうと決意した矢先、思いがけず断乳を決行せざるを得ない出来事が起こった。

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夜泣きの原因

次女は、おっぱいの味に敏感だ。
マクドナルドやケンタッキーフライドチキン等のファーストフード、お菓子やケーキ、脂っこい食事を多く採った日は、決まって夜泣きの回数が増え、お互い寝不足になる。

長女のときは、こういった食事をするとすぐに乳腺炎になってしまうので、節制するしかなかった。長女自身は、あまり味に反応するタイプではなく、どんなに詰まったおっぱいでも、文句を言わずに吸ってくれていた。

今回は第2子ということで乳腺が開通しており、おっぱいのトラブルはほとんどなく、オケタニにも2回しか行かずに済んでいる。
「ちょっと詰まったな」と感じたら、葛根湯と冷えピタと搾乳で対処し、食事を改善すれば、数日で回復する。だから、ついつい食事も気の向くままに採りがちになって、うっかり不摂生をすると、夜中に次女の夜泣き攻撃をくらって「そうか、○○を食べたせいだ」と気づかされ、反省するのだ。
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陥没乳頭について

育児サイトを見ていたら、陥没乳頭で悩むプレママさんからの投稿があった。
手術して直すなんて言葉もあって、ちょっと驚いた。

じつは私も陥没乳頭だった。すっかり忘れていたけど。

長女を妊娠して、妊婦用下着を初めて買いに行ったときも、検診で助産師さんに胸を見せたときも、「あら〜・・・これでは赤ちゃんがおっぱい飲みにくいですねぇ」と、気の毒そうに言われた。しかし、全く出ていないわけでもなく、先端部分だけ凹んでいる形だったので、何とかなるかもしれないとも言われた。
そうして、乳頭の形をしたゴム製の器具を勧められ、早々と用意した。

安定期に入って、少しだけ乳頭マッサージをしてみたけど、お腹が張って嫌だったので、何の対処もしないまま、長女を出産した。

産後、必死の頻回授乳の甲斐あって、バストは爆発的に大きくなり、母乳も沢山出るようになり、いつの間にやら乳頭も顔を出し、すっかり陥没乳頭は直っていた。だから、せっかく買っておいた器具も使わずじまい。もったいないことをした。

若い頃コンプレックスだったバストのサイズも陥没乳頭も、授乳のおかげで解決してしまった。こんな形で解決するなんて、当時は全く想像していなかったなぁ。

・・・ただし、バストサイズを気にしないでいられるのは、授乳中の期間限定なのが残念だけどね。

授乳におすすめの馬油

入院中、頻回授乳を始めると、やはり乳頭が傷つき、痛むようになってきた。家から馬油を持ってきており乳頭に塗っていたが、助産師さんに「乳頭マッサージ用の馬油に変えた方がいい」と言われた。

ピアバーユ薦められたのは「ピアバーユ」。お母さんと赤ちゃんのための馬油で、液体状で浸透力が高く、乳頭にスーっと馴染む感じだ。入院中、唇の荒れもひどかったので、リップクリーム代わりにもなって重宝した。

5年前、Yummy を産んだときは、普通の馬油でも何も言われなかった。当時はなかったのかな?

ミルクの飲ませ方

sunny (次女の名前) の体重は2,560gから思うように増えず、一緒に退院できない可能性が出てきた。体重が2,600gを超えていないと一緒に退院できないため、ミルクを夜1回ペースで足していたが、どうやら追いつかないようだ。

退院を翌日に控え、担当の助産師さんが挨拶にきた。若いのに、ベテランのオーラが漂っていた。

「今日中に体重を増やすために、ミルクの回数と量を増やしましょう」と言われたが、私はミルクを与えることに抵抗を感じていたので、あまり気が進まなかった。しかし退院できないとなれば仕方ない。とりあえず指示に従った。

言われたとおり、母乳を与えた後、毎回ミルク40ml与えた。口に哺乳瓶の乳首を入れて、じっと飲む様子を見ていた。お腹が空いていて、哺乳瓶の方が楽に飲めるかと思いきや、半分程度飲むと力つきて眠ってしまう。

助産師さんに「足りてるみたいで飲みませんでした」と、残ったミルクの入った哺乳瓶を返すと、「次にミルクをあげるとき、声をかけてくれますか?手伝いますから。」と、ニッコリ笑った。

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おっぱい大好き♡

保育園にお迎えに行くと、私は娘に手を引っ張られ、授乳コーナーに連れ込まれます。
同じクラスでもう一人、おっぱい友達がいるのですが、お迎えの時間が重なると、
二人で肩を並べて相席です。
まるで、お勤め帰りに一杯やって帰るサラリーマンのよう。
名付けて「おっぱいバー」。
おっぱいを飲む二人は、お互いをちらちらと気にしながら、うっとりした表情で
おっぱいタイムを満喫しています。
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母乳の栄養

ある日、ふと思った。「母乳だけで何歳まで育てられるのだろう?」と。

この3ヶ月間、娘には母乳以外のものを一切与えていない。しいて言えば、入院中に「糖水」を飲ませたくらいだ。
里帰り中、何度も母に「白湯は飲ませないの?」と聞かれたが、そのような指導はされていなかったので、ずっと母乳一本で育ててきた。
また、「3ヶ月過ぎたら麦茶や果汁を与える」という話も聞いていたので、
一体いつから与えるのが適当なのだろうと疑問に思っていた。

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桶谷式母乳マッサージ 〜授乳編〜

マッサージを終えると乳房はフニャフニャに柔らかくなっていた。マッサージ後、再びバストを測る。サイズは聞かなかったが、きっとサイズダウンしているだろう。

アシスタント:「おいしいおっぱいの状態になったので、赤ちゃんに飲んでもらいましょう」
ソファに座り、授乳用枕を使っての授乳指導開始である。床はフローリングなので、足下に敷く布団を持って来てくれた。誤って子どもを落としても安全なようにとの配慮だろう。ちなみに、ここではスリッパも履かせない。これも転倒防止のためだ。

あいにく娘は半分眠った状態。せっかくの新鮮なおっぱいを本気で飲んでくれない。眠りそうになる娘を起こしながら授乳指導を受けた。
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桶谷式母乳マッサージ 〜予約編〜

かねてから噂は聞いていた。「オケタニ」という名前は、母乳育児を希望するママならずとも、産婦さんなら一度は聞いた事があるだろう。言わずと知れた、「おっぱいマッサージ」である。
おっぱいマッサージは痛いというイメージがあるが、この桶谷式マッサージは、全く痛くない。なのに「手技を受けると、出の悪かったおっぱいがクジラの潮吹きのごとく噴き上げる」と、もっぱらの評判だ。私の生徒の母親も、知り合いの娘さんも、この「オケタニ」に通っていたという。特に、この娘さんも私と同じ「溜まり乳」タイプで、よく乳腺炎になっていたという。ここでマッサージを受けて、溜まったおっぱいを出してもらうと、おっぱいの質が良くなり、おいしいおっぱいを飲ませることができるという話だった。
何度も乳腺炎に悩まされるようになった私は、一度はこのマッサージを受けたいと思いはじめた。
インターネットで検索すると、偶然にも近所に本部があるではないか。東京に戻ったら、一度行ってみようと思っていた。
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乳腺炎の対処法

東京に戻った翌日9/12。2回目の母乳外来の日だ。その日の午前中、張り切って家事を始めるが、なんだか腰が痛い。娘を抱っこしていても、いつもより疲れてしまう。「なんかおかしいな〜」と漠然と思いながら、母乳外来を受診するためタクシーで病院に向かった。

助産師さんに乳房を見てもらったところ、開口一番に「赤くなってますね・・・。お熱、測ってみましょう」と言われ、さっそく体温計を渡された。測ってみると、なんと38度!・・・言われてみれば、確かに熱っぽい気がする。あの腰痛は、発熱による関節痛だったのだ。ついに乳腺炎で発熱してしまったようだ。しかし、今回は乳房のしこりもひどくなく、あの激痛もなかった。だからまさか乳腺炎になっているとは思わなかった。
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