長女は第一子、私の実家から見れば初孫だ。「6ポケット」という言葉があるが、長女の場合、両親、両家の祖父母からの6ポケットに加えて、私の弟、妹、私の友人(独身2人)、ファミリーサポートの方、私の仕事関係の先生方、生徒さんなど、単純に見積もっても13ポケットという異常な多さだ。何かにつけて物を買ってもらう機会が多い。可愛がってくれてありがたいのだが、実は「物をもらうこと」で悩んでいる。 “物をもらうことについて” の続きを読む
物を持つことについて
夫は物を持つことが嫌いだ。部屋が狭くなるし、片付けが大変だからだ。持っているものは最少限、機能性やデザインを含め、限りなくシンプルを好む。
買い物はもっと嫌いだ。彼にとって買い物は最大のストレスと言っても過言ではない。「そこまでやるか?」というくらい吟味して選ばなければ気が済まない。「せっかく買ったのに、後からあの機能がついてなかったとか、もっと安い店があったとか、他にもっといいものが売ってたりしたら後悔するだろ?」というのが彼の持論だ。金額の大小にかかわらず、それはCDケースやソープディッシュのような100均の商品を選ぶに至っても同じだ。「今、必要だから」と、うかつに私が買ってくると、夫の求めているデザインや機能と違うため、いい顔をしない。結局、買い物は全て夫に任せることとなり、欲しいものはなかなか買えず棚上げのまま数ヶ月が経つ。そして「みんな俺がやらなきゃならない」と憔悴した面持ちで、ため息まじりに愚痴るのが常だ。
必要なものがあると、まず、誰かの使わなくなったものを譲ってもらえるかを聞く。この場合、機能性やデザイン性は度外視である。買わなくてすむなら、それに越した事はない。それが不可能な場合には、機能、価格、デザイン、買う時期など、あらゆる面からリサーチし、それでも気に入ったものに出会えないときは先送りになるか、買う事自体を放棄する。当然周囲から「まだ買わないの?」と訊かれるのだが、彼にとってはそれがまた苦痛らしい。
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次女の断乳
次女1歳7ヶ月、そろそろ断乳しなければ…と思っていた2011年の12月。しかし冬はただでさえ体調を崩しやすく、決行してもいいものなのか迷っていたが、2歳前に断乳したかったし、人の手がある時の方がいくらか楽だろうという理由で、お正月休みに実家に帰省したときに決行しようと思っていた。
ところが、次女の体調不良と謎の紫斑騒動のため、急遽帰省はキャンセル、断乳どころの話ではなくなってしまった。
幸い紫斑病ではなく、原因不明のまま病状が回復した。病み上がりだし、もう断乳は諦めて、2歳を過ぎてしまうが春まで待とうと決意した矢先、思いがけず断乳を決行せざるを得ない出来事が起こった。
次女、謎の紫斑騒動
それは2011年12月26日、次女が突然発熱したことから始まった。それまでも、鼻水を垂らしていない日はなかったし、ちょこちょこ熱を出して体調を崩していて不安定な状態が続いていたから「またか」という感じだった。
小児科に連れて行くと「普通の風邪だから年内中には治るでしょう。」と言われホッとした。暮れには病院も閉まってしまうから、ギリギリセーフだ。これで治ればありがたい。大事をとって翌日まで保育園はお休みし、年内保育園最終日の28日、元気に登園した。