おじいちゃん

夫の実家に、久しぶりに遊びにいったときの話。その日はいとこ(男子・5歳)と一緒におじいちゃんの家で遊んでいた。娘が持っていた折り紙で遊ぶ事になり、いとこの希望で夫がキリンを作ってあげた。それを見た娘は、『それ、○○ちゃんの!!』とダダをこねはじめた。もちろん、いとこは譲らない。「同じのを新しく作るから」と言ってもダメ、パンダを作ってもゾウを作っても、気に入らない。『いとこのキリン』がいいと言って聞かないのだ。

母:「これは、もともといとこ君のだよ。わがまま言わないで」
娘:「いやーーーーっ!!だって、それは○○ちゃんのだから!!」

号泣しながら、訴える娘。何度説得してもダメ。治まるどころか、いよいよ泣き声は激しくなる。夫もおばあちゃんも困り果て、お手上げ状態。私は堪忍袋の緒が切れる寸前になり、つい強い口調で叱ってしまう。もう遅い時間になっていたので、混乱の中、いとこはキリンを持って家に帰ってしまった。

こうして平行線が続いていた、そんな時。
となりの部屋でテレビを見ていたおじいちゃんが、リビングにやってきた。 “おじいちゃん” の続きを読む

卵アレルギーその後

娘は生後4ヶ月で卵アレルギーと診断された。
それからというもの、授乳中の私も大好きな卵料理を控え、娘の食事には当然、卵を出さなかった。
保育園でも入園してから1歳クラスまでの2年間は、アレルギー対応で卵を除去してもらっていた。

除去の内容は、それはもう徹底したもので、ゆで玉子や目玉焼きなどの卵料理はもちろん、卵をつなぎに使う料理(ハンバーグ、ケーキ等)やマヨネーズに至るまで、すべて除去していた。

クリスマスの日のおやつはケーキだったのに、娘だけ「おせんべい」だったことは今思い出しても未だに不憫でならない。

家では、さすがにそこまではしなかった。
加熱すれば卵のタンパク質が変化するので、大丈夫だろうと思い、1歳過ぎてからはハンバーグやホットケーキなどは与えていた。それでもアレルギー反応は見られなかったので、少しずつ卵を使った料理を試していった。

2歳になった頃、いよいよゆで卵に挑戦した。
細かくちぎって様子を見ながら食べさせようと思っていたのに、娘は私の目を盗んで、ゆで卵をまるごとつかみ、ガブリと大胆に食べてしまった。

変化は間もなく現れた。5分ほど経つと、娘の目の周りがだんだん赤くなり、たちまち顔が赤く腫れ上がって、まるで別人のような顔になってしまった。これには本当に驚き、慌てた。
幸い、娘は気持ち悪がる様子もなく、30分も経つと顔の腫れは次第に引いていった。
やっぱり、まだ直に卵はダメだとはっきり分かった。参考までに、その時の写真を掲載しよう。

 

2歳になってから、再度血液検査を受けた。すると、卵アレルギーの数値がかなり下がっていた。

そして現在。3歳になった娘は、卵料理を普通に食べられるようになっている。
マヨネーズもいける。生卵だけはまだ与えていないが、おそらくほとんど問題ないだろう。
ちなみに、いくらは大好物で、私と取り合いになるほどだ。魚卵だからセーフだったのだろうか?

保育園でも、生卵だけは除去にしているが、そもそも保育園で生卵は出ないし、普通食になったといってもいいだろう。

「卵アレルギー」と診断された時は、それはそれは落ち込み、心配したものだ。しかし、その時医者が言った通り、成長とともに食べられるようになって本当に良かった。
娘は今、卵を割ったり、ゆで卵の殻剥きをしたりと、料理のお手伝いを進んでしてくれる。色々な意味で、成長したものだとつくづく思う。

ココチャミ?

娘は現在3歳4ヶ月。言いまつがいが可愛らしく、面白い今日この頃。

中耳炎で耳鼻科に通う事はや1ヶ月。ムコダインシロップとクラリシッド(粉薬)で様子を見ていたが、経過が芳しくない。そのため、先日、先生が新たに漢方薬を処方した。

今までの粉薬は、少量の水で練って上あごになすり付けて水で流し込んでいた。基本的に薬好きな娘だが、この漢方薬は量が多いので、この方法は無理そうだ。

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