次女はよく食べるタイプだ。長女の離乳食でさんざん悩まされ苦労しただけに、この食べっぷりには感動すら覚える。食べる子の食事とは、こんなに楽なものなのかと、嬉しいやら拍子抜けするやら、、、驚くばかりだ。
次女の場合、授乳に少々手こずった。予定日より20日早く生まれたためか、母乳を飲むのが下手だった。空気ばかりを飲み込み、よくむせていた。
長女は生まれてすぐに上手に母乳を飲めて、母乳一筋、ミルクもほとんど飲まずに済んだし、おっぱいを見せれば、絶対に吸い付いてきて、コクコク美味しそうに飲んでいた。
しかし、次女はちょっと違った。小さめに生まれて、母乳の出が悪かったはじめの一ヶ月はミルクと混合だった。母乳が軌道に乗ってからは完全母乳になったが、次女の場合、自分が飲みたくないときには、おっぱいを差し出してもそっぽを向き、「いらない。」と言わんばかりに手で押しのける仕草までする。
「・・・この子は、ちょっと違うぞ」そんな風に感じていた。