娘の成長 〜パズル編〜

娘はパズルが大好きだ。パズルを与えると、かなり集中して飽きずに何度でも作って遊んでいる。
きっかけは、2歳になったばかりの頃、大戸屋でもらったパズルだった。子どもには、おもちゃをくれるという嬉しいサービスがあって、かごの中に入っていた様々なおもちゃの中から、娘自ら選んだのがパズルだった。そのときは、きっとそれが何なのか全く分かっていなかっただろうし、親の私たちも「へー、意外なものを選んだな」と思っていた。

Poerre

最初は私たちが作っているのを見ているだけだったが、だんだん自分ひとりで作れるようになった。そうしたら、すっかりハマったらしく、どこへ行くにもそのパズルを持ち歩き、毎日のようにパズルで遊んでいた。

アンパンマン 知育パズル ひらがな
47ピース アンパンマン 知育パズル ひらがな

以来、祖父母や叔父、叔母などから、いくつもパズルをもらった。30P〜50Pのパズルも楽々こなすようになり、それ以上のピースで3歳児ができそうなパズルが見つからない。

そこで夫が買って来たのは、108Pの普通のパズルだった。

108ピース ハイジ

こんなの、大人だって難しいのに娘には無理だと思っていたのだが、一緒に作っているうちに、人物の部分だけはひとりで作れるようになった。これもまた気に入って、毎日作っていた。一度作り出すと、全部できないと気が済まないようで、下半分だけ娘が完成させ、上半分の風景は私が作る羽目になる。これが少々面倒なのだが、こちらも頭の訓練になる。

じつは私も高校生の頃、誕生日に友人からもらったパズルがきっかけで、良く作っていた時期があった。今でも家には1000Pのオードリー・ヘップバーンのモノクロのパズルが飾ってある。オードリーの写真以外はほとんど真っ白なので、半分牛乳パズル状態。完成に至までにずいぶん苦労したから、その分思い入れも強く、未だに処分できずにいるのだ。
最近、娘がそれがパズルだということに気付き、「○○ちゃんも、これやりたーい」としつこくて困っている。これをばらして、もう一度完成させるなんて、無謀な挑戦だ。それだけは勘弁してもらいたい…。

娘の成長 〜お箸編〜

娘は3歳6ヶ月。最近、出来る事がぐっと増えて来た。

まずはお箸が上手に使えるようになった。それまでも、お箸の持ち方を教えたことはあるが、まるでダメで、使おうとしなかった。同い年のはとこが、丸い輪っかのついた補助器具付きのお箸を使っているのを見た事があり、さらに私の友人の姪っ子も、娘と同い年なのだが、やはり補助器具付きのお箸を使っているという話を聞いた。それで、娘にも使わせようかと思ったのだが、「そんなものはいらない」という夫の一言でやめてしまった。現在5歳のいとこが、かつていきなり普通のお箸で練習して、間もなく使えるようになったらしく、普通の箸で練習させるだけで十分だと言ったからだ。

しかし、いよいよ保育園で1/10頃からお箸を使い始めると聞き、やや心配になってきた。娘はお箸になど全く興味がなく、家でほとんど使った事がない。今更だが、やはりあの補助器具付きのお箸を買って練習させようかと夫と話していたのだが、そんな心配をよそに、意外にも上手にお箸を使って食べていたと先生から報告を受けた。保育園の先生によると、補助器具付きのお箸は使う必要なく、使うと逆に普通のお箸に移行しにくくなる事もあるそうだ。

夕食の時間、娘は早速「おはしつかうー」と言いだしたので、その様子を眺めていると、なるほど、確かに今までの手つきとは違う。確実に持ち方を理解し、お箸でご飯をつまもうと懸命に取り組んでいる。次第に慣れてきたようで、ゆっくりながらもお箸でご飯をすくい、口に運んで食べている!!これはすごい進歩だ。日が経つにつれ、お箸使いに磨きがかかり、白米はもちろんのこと、今では豆を一粒ずつ器用にお箸でつまんで食べている。つかめると「みてみてーー」と得意げである。

私の教え方がよほどヘタクソなのか…と落ち込みたくなるくらい、家ではまるでやる気なし、いつまでも成果が上がらないことでも、保育園で学んできたことはすぐに出来るようになる。集団生活でお友達と一緒に習うと、やはり刺激になるのだろう。とにかく、こんな短期間でお箸が使えるようになるとは想像もしていなかった。

子どもというのは、やる気に火がつけば、めざましい進歩を遂げるものだ。それは今までも生徒を教えている中で度々感じてはいたが、自分の子どもの成長ぶりを目の当たりにすると、特にそう実感する。親としても教師としても、やる気に火をつけるような方法を、無い頭をしぼって考え続ける努力をしなければ、、、と改めて思った。

アンパンマンとまいごのうちゅうじん

久しぶりに、笑いすぎて泣いた。久しぶりに、笑いすぎて腹筋が痛くなった。このシュール極まりない世界…さすがは巨匠、やなせたかし先生だ。

それは娘が図書館で借りてきた紙芝居。今まで読んだアンパンマンのお話の中で、最もシュールで笑える作品である。
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