桶谷式母乳マッサージ 〜授乳編〜

マッサージを終えると乳房はフニャフニャに柔らかくなっていた。マッサージ後、再びバストを測る。サイズは聞かなかったが、きっとサイズダウンしているだろう。

アシスタント:「おいしいおっぱいの状態になったので、赤ちゃんに飲んでもらいましょう」
ソファに座り、授乳用枕を使っての授乳指導開始である。床はフローリングなので、足下に敷く布団を持って来てくれた。誤って子どもを落としても安全なようにとの配慮だろう。ちなみに、ここではスリッパも履かせない。これも転倒防止のためだ。

あいにく娘は半分眠った状態。せっかくの新鮮なおっぱいを本気で飲んでくれない。眠りそうになる娘を起こしながら授乳指導を受けた。

【授乳方法】
1.上唇と下唇をドナルドダックの口のように しっかり開かせ、乳輪がすっぽり隠れるように乳首を含ませる。

2.片方を20回ほど吸ったら、もう片方のおっぱいに変える。こうして、両方をまんべんなく吸わせると、詰まりにくくなる。

3.吸われて胸が張ってきたら、反対側のおっぱいに変える。湧き出て来た新鮮なおっぱいを飲ませてあげられるからだ。

4.横抱き授乳の時、赤ちゃんのお腹と自分の脇腹がくっつくようにしてあげると、赤ちゃんが飲みやすい体勢になれる。

5.内側の乳腺のおっぱいは、フットボール抱きで飲ませる。こうして、左右の乳房、飲ませ方をひんぱんに変えて授乳することが、乳腺炎の予防になるという。

娘が気持ち良さそうに飲んでいるところを中断させるのは かわいそうな気もするが、予防のためには仕方ない。これからは、ぐるぐる娘の体勢を変えて、色んな角度から飲んでもらうとしよう。

アシスタント:「マッサージ中、おっぱいを採取して、おっぱいの味を調べさせてもらいましたが、左右ともおいしいおっぱいでした。」そういえば、金属製のスコップみたいな道具で、おっぱいを数滴すくっていたっけ・・・。糖度8〜10が良い甘さで、私のおっぱいは、9だった。私も時々、おっぱいの味を調べていたが、桃や梨のような水っぽい、ほんのりした甘さだった。
左右でもおっぱいの味は違うそうで、マズい状態のおっぱいは、しょっぱかったり酸っぱかったりするそうだ。

こうして、今日のメニューは全て終了した。時計を見ると3時半だった。約2時間というゆったりコースだ。最後にお茶をごちそうになって、ホッと一息ついた。
周りを見ると、色々な月例の赤ちゃんがいる。他人の子どもを見るのは新鮮でおもしろい。たった数ヶ月違うだけで、表情や泣き声、身体の大きさ、出来る事がずいぶん違うものだ。

ここではマッサージの他にも、離乳食の講習や、卒乳の手ほどき、その後の母乳のケアまで行っているようだ。母乳育児のママにとって、まるで駆け込み寺のような場所だ。

とりあえず2週間後に予約を取った。母乳の状態が落ち着くまで定期的に通ってみようと思う。

“桶谷式母乳マッサージ 〜授乳編〜” への2件の返信

  1. お久しぶりです。私はその後1度再発しかけたもののなんとか順調です。私も是非桶谷式のマッサージを体験したいと思い探しましたが、残念ながら私の住む地域にはありませんでした。妹も桶谷式を体験してとても良いと言っていましたが、授乳方法だけでなく食事の指導など色々面倒くさいよ!との事だったので、これからも引き続き予防に努めます。
    娘さん、今日で百日ですね。おめでとうございます。
    お食い初めのお祝いもされるんでしょうね。
    そのお話も聞かせてください。それでは。

  2. だいななちゃんさん、こんにちは!
    おっぱい順調で何よりです♪

    おっしゃる通り、予防が一番ですよね。
    遠くて行けない場合、往診も可能ということです。割高になるし、往診しない診療所もあるようですが、ご参考までに・・・。
    これからも何かあればブログで紹介しますので、よろしければまた遊びにいらしてください。

    それから、生後百日だという事、だいななちゃんさんのコメントで初めて気付きました(汗
    しかもお食い初めの日だったというのに、夕飯のメニューは「スパゲッティ」でした。。。。☆
    ホント、いい加減な母親です。

    今夜、きちんと「お食い初め」を祝います。ありがとうございました!

コメントを残す