昨夜、妹から「エチカの鏡」で出産のことを特集しているから観てとメールが入った。妹は、当事者のくせにボーッとした私とは違い、マメに情報をすぐ送ってくれるから頼もしい。
まずは愛知県の「吉村医院」。http://www.ubushiro.jp/ 「安産は江戸にならえ」http://www.premama.jp/kokoroe/b_number/23/index.html
昔はつるつると子どもを産んでいたことから、江戸時代の生活に戻れば自然で幸せなお産ができるという。築200年の古民家で妊婦さんたちが共同生活をし、薪割りや煮炊きをしているシーンから観た。
そこへ通っている妊婦さんの生活を密着していたが、普段から「和食の粗食を少量」。玄米ご飯にひじき、お味噌汁程度のメニューで、夜は食べない日もあるという。吉村先生によれば、夜は食べなくてもいいらしい。私、相当食べ過ぎてるんだな…反省。
そして、吉村医院に行かない日は、2時間歩くという。やはり運動はした方がいいみたいだ。私の場合、娘のときは医者に「歩かなくて良い」と言われて、何もしてなかったから微弱陣痛で辛いお産だったのかな?だけど私としては、食生活は見習いたいけど、共同生活&薪割りまではちょっとね…。あ!でも主人の友人宅に暖炉があって薪割りするらしいから、臨月になってヒマになったら薪割り体験させてもらうのは面白いかもしれない。
他にも、笑顔で痛みをほとんど感じることなく出産できる「ソフロロジー式分娩法」も紹介されていた。
http://www.premama.jp/kokoroe/b_number/15/index.html
「ソフロロジー式分娩法」は、1972年にフランスで生まれた分娩法で、無痛分娩ではないものの、リラックスすることで充分に陣痛を緩和出来るようになり、お産の痛みを嬉しさに変える分娩法だとか。
妊婦さん、本当に全く苦しそうじゃなくて、穏やかな表情で静かに産んでいて「あり得ない・・・」と心底思ってしまった。常日頃から、「陣痛は赤ちゃんに会えるためのもの」と恐怖ではなく、幸せなものと前向きに捉えられるように洗脳するらしい。
そして何より一番驚いたのは、日本最先端医療を備えた超セレブ出産施設「サンタクルス宝塚(兵庫県宝塚市)」だ!!http://www.santacruz.or.jp/takarazuka/
マタニティリゾートと紹介されていたが、まさに高級ホテルのような外観&設備&サービス!!プール、小児科、キッズルームもあり、食事はシェフと栄養士による超豪華メニュー。とても病院とは思えないような、気恥ずかしくなるほどのゴージャスぶりだ。
「どーせ、すごくお高いんだろうな」と思って冷ややかに観ていたら、分娩費用はなんと49万円〜!!!当然、全室個室である。あまりの安さに思わず声をあげてしまった。何と言う事だ、私の出産する病院にかかる費用があれば、最高ランクにしてもおつりが来るではないか。オプションで4D超音波だって受けられるし、家族(当然子ども可)と一緒に宿泊だってできる。思わずお風呂に入っている主人にドア越しに報告したくらいだ。「やっぱりさー、もっと調べるべきだったんだよ」と、一言だけ返ってきた。
本当に不愉快になってしまった。もう今更だけど、文句の一つも言いたくなる。近所だということと、娘を産んだから慣れているというだけで選んでしまった私も悪いけど。。。じつは少し遠いのだが、個人病院でとても雰囲気の良いところを見つけていた。個室で食事も美味しいと評判で、なのに料金はこちらの方が安く、迷ったこともあった。でも、やっぱり近い方が何かと便利だし、大きい病院の方が何かあったときに安心だと思い、同じ病院を選んだのだ。
今は順調でも、お産は何があるか分からないし、文句を言っていても万が一ということもある。だからもう「高い保険を掛けた」とでも思うしか腹の虫は収まらない最近の私だ。
私の出産する大学病院の分娩・入院費用は基本的に二人部屋(一日¥10,500)で70万円。大部屋にすれば部屋代はかからないので、60万円ちょっとで済むはずだ。
立ち会い出産=LDR(陣痛〜出産〜回復までを同じ部屋で行う)=別途3万円。。。私の精神的不安を軽くするためだけに使うには高すぎる金額だ。立ち会い出産でなくても、娘の時のように陣痛の間だけ家族の誰かにいてもらえたら、どんなに心強いだろう。500円玉貯金から捻出するという考えもよぎったが、3万円あれば他に何が出来るかを思うと、やっぱり手を付ける気になれない。出産~退院までの約1週間、私が辛抱すれば済む話だ。
それにしても高すぎる。誰に聞いても、これほど高い病院はなく、皆一様に驚く。病室が綺麗だとか、食事が豪華だとか、サービスがいいわけでもない。助産師がつきっきりでいてくれるわけでもない。この価格設定の理由をきちんと説明していただきたいものだ。
主人は「好きにすればいい」とは言うものの、病院によって金額の差がかなりあることを知って「ハイリスクじゃないなら別の病院にすればよかったね。」「田舎に帰って産んだらもっと安く済んだのにね。(受け入れてくれたら、の話だけど)」更に「金ばかりかかって…みんな子どもを産みたがらないワケだよ」などと憤りを隠せない。
主人と話して決心がついた。立ち会い出産はしない。陣痛から出産まで、独りで耐える覚悟を決めた。その代わり、しんどかったら遠慮なくナースコールさせていただこう。更に出産後は、再びあの地獄のような大部屋を希望し、ハードな入院生活に耐えるのだ。
そして浮いた3万円と部屋代で、リヤドロの人形を買ってやる!!
2/5(金)、今日は10:30から助産師外来だ。尿検査後、診察開始。
今日はいつもと違う助産師さんだった。この2週間の変化について、たまにお腹が張り、一度だけ生理痛のような腹痛もあったこと、腰痛が始まったことを報告した。診察してもらうと、お腹はやわらかく温かいが、腰が冷え気味だという。子宮底長は2週間前+1cmだが、腹囲はなんと+5cm!!そりゃーお腹が重く感じるわけだ。腰痛があるのも、仕事中に苦しくなるのも無理はない。赤ちゃんの心音はしっかりしており、元気だ。
腰痛対策として妊婦帯をつけてみたが、腰は楽になってもお腹が苦しくて、結局つけていないと話したら、こうアドバイスしてくれた。
助産師:「腰痛は、冷えからくることが多いんです。特にここ数日は雪が降ったりして寒かったから、どうしても血流が身体の中心やお腹に優先されて、腰や末端は後回しになりがちです。妊婦帯が苦しいのであれば、普通の腹巻きとカイロを貼って、常に温かくしておくといいですよ。今は熱くなりすぎないカイロがあるんです。普通のものだと熱くなりすぎることがありますが、40℃くらいの人肌を保ってくれる使い捨てカイロが薬局に売っていて、これはオススメです」と、腰痛持ちのご自身の体験から具体的なアドバイスをしてくれた。
体重は毎日かなりの変動はあるものの、+300gで何とか抑えた。なんだかんだ言って、結構好きに食べてしまっている。これからいよいよ太りやすくなるから、今以上に気をつけなければと思うが、、、やっぱり人様から甘いものを戴くから食べないわけにはいかないのが辛いところだ。
助産師:「お腹が大きくなってくると動きにくいし、つい運動不足になって代謝が悪くなります。お産のために靭帯を緩めておいた方が良いので、ストレッチ程度は行ってください」とのこと。
また、赤ちゃんのものや入院準備をしておくように言われた。そうなんだよね~、うすうす気づいていたのだけど、それどころじゃなくて後回しにしていたのだ。
性別も分かってないから、いまいちその気にならなくて…。そういえば、娘の新生児の頃の服、どうしたっけ?主人の叔母が娘のために作ってくれたベビードレスも見あたらないけど、どこかにしまい込んで忘れているのだろうか?今度ゆっくり探してみようと思う。
でもまずは、自分の入院準備が先だ。長袖の入院用パジャマや下着等が足りないので、またネット通販で買わなければならない。
早いもので、もう9ヶ月に入った。お腹もさらに大きくなり、ついに出ベソになった。仕事中も家事をしていても息切れがする。風邪予防のマスクも息苦しさに拍車をかけ、度々ため息をついてしまう日々だ。
お腹が胃を圧迫しているせいか、食事も少量しか受けつけなくなった。ちょっと食べ過ぎると、お腹がはちきれそうになるくらい、苦しくなってしまう。針で刺したら破裂しそうな感覚にさえなる。甘いものも以前ほどは欲しくなくなったかわりに、不思議とサラダが美味しく感じるようになった。緑効青汁を少し前から飲み始めて、お通じも良くなった。
日に日に動くのが辛くなっている。腰が痛くなってきたので、妊婦帯を締めたはいいが、腰は楽になってもお腹が苦しくて、結局外してしまった。娘のときは、これほど苦しくなかったような気がするのだが・・・おかしいな。
無痛分娩がいいらしい。
去年12月に3人目(女の子)を出産した、保育園のお母さんに聞いた話。その方の場合、産後間もなく親は帰ってしまい、手がないので体力を温存しておきたくて、今回初めて無痛分娩を選んだそうだ。
無痛分娩は、麻酔科が充実している大きな病院でないと受けられない。分娩日は決まっていて、一週間前から入院しなければならないが、予定が立てられるので、すでに兄弟がいる場合はむしろいいかもしれない。腰に管を通して、手には投薬用のレバーを持ち、痛みを感じたときに自分で薬の量を調節して入れるのだというから驚きだ。陣痛時の痛みはほとんどなく、「今、陣痛来てるんですか?」と助産師さんに聞かないと分からない程度だとか。産むときには少し痛いけど、陣痛の痛みが無いため、産後のひどい筋肉痛もなく、体力の回復が早くて楽だという。
私が一番恐れている事…それは「帝王切開」だ。私の母は3人子どもを産んだが、自然分娩は私だけ、下2人は帝王切開だった。弟が4000g近くあるジャンボベビーで、小柄な母の身体から自然分娩で出すのは危険とのことで、帝王切開となったらしい。昔は超音波検査はおろか、体重管理や食事制限など何の指導もなかったというから、このような事態になるのは無理もない。
「出産の傾向は母に似る」という説は本当だと思う。娘のときに微弱陣痛でお産が進まなかったのは、まさに母と同じスタイルだった。ということは、私も二人目は帝王切開という可能性もあるわけで…手術などしたことのない私にとって、身体にメスを入れることは何よりの恐怖だ。そしてお腹に残る痛々しい傷跡。二度とビキニは着られないだろう(といっても、傷がなくても着ないと思うが)。
そんなことを考えていたある日、なんと帝王切開になる夢を見てしまった。
陣痛に苦しんでいる最中、医師と助産師が何やら話し合っている。そして「これから注射します。一瞬意識がなくなると思いますけど、すぐ済みますからね」と注射器を取り出した。私は何の事やらさっぱり分からないまま戸惑っていると、いきなり腕に注射をされた。と同時に私の意識は本当に一瞬飛んで、頭の中が真っ白になった。
「Fさんちの子になる」宣言から数日が経った週明けの月曜日。娘の保育参観のため、3人で一緒に家を出た。娘は私が一緒に登園するのが嬉しいらしく、朝の仕度も張り切ってサッサと自分で済ませていた。
歩きながら、主人に今後Fさんからの誘いを断るべきか相談したが、「…分からない。そもそも4歳でけじめをつけろと言うのが無理なのかもしれないし。」と言う。「行かないように」と言うかと思ったのに、意外な返事だった。結論の出ないまま駅で主人と別れ、私と娘は保育園へ向かった。
保育参観から帰宅して間もなく、Fさんから食事のお誘いメールが来た。私はFさんに電話をした。娘が本気でFさんの家の子になりたいと言っていること、伺ってしまうと前回のようにご迷惑になるといけないので、どうしたらよいか率直に聞いてみた。
翌日、娘はまったく気にもしない様子で、いつも通り笑顔で過ごしていたが、私はまだショックを引きずっていた。「子どもの言う事にいちいち落ち込むなよ」と呆れたように主人は言った。分かっている。単なる子どもの戯言だ。分かっていても、なんでこんなに落ち込んでいるのか、自分でもよく分からない。妊娠中で精神状態が不安定だからだろうか。
一日が経ち、私自身少し落ち着きを取り戻し始めた。そうして、あれこれ色々考えた。私の子どもの頃は、どうだっただろう?母はどんな想いで私たちを育てていたのだろう???
「今日はダメって約束したでしょ!そんなワガママ言うなら、もう連れてこないよ!早く仕度して」と叱っても、まるで耳を貸さない。挙げ句の果てには、こんなことを言い出した。「○○ちゃん、Fさんの家の子になる。」
さらに、これから生まれてくる赤ちゃんに、自分と同じ名前をつけて自分の代わりにすればいいという提案までするのだ。あまりのことに、絶句してしまった。
「もうママの子どもをやめるってこと?そしたら、もう二度と会えないね。おじいちゃんおばあちゃん(主人の両親)、いとこたち(義妹の子どもたち)、それにじぃじ、ばぁば(私の両親)にもK君にもMちゃん(私の弟妹)にも会えなくていいのね!?」と詰め寄ると、一瞬迷った様だが、「うん。」と強く頷いた。以前なら、この方法で充分効果があったのに…困ったぞ、全く効かないではないか。
「明日はとっても忙しいからごめんね、今日は泊めてあげられないの。また今度ね」とFさんが言っても、どうしても泊まると泣き始め、Fさんの足にしがみついて離れない。泣きわめく娘を無理矢理引きはがし、なんとか家に連れて帰った。
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