昨日、夫の実家で食事をした。両親と私たち、義妹夫婦とその長男も集まって、にぎやかな食事だった。
義妹の子どもに会ったのは約3ヶ月ぶりだ。私の甥っ子にあたるその子は1歳4ヶ月。以前会ったときはつたい歩きをしていて、自力で2〜3歩進んでは尻もちをついていたのに、今や小走りに部屋の中を歩き回っている。おもちゃの車に自分でまたがって遊んだり、キャスター付きのワゴンを引っぱりだしたり、紙袋を引きずって歩いたり・・・。すっかりひとり遊びができるようになっていた。片言の言葉を発するようにもなっていたし、いたずらもする。子どもの成長って、早いなぁ・・・。
甥っ子の行動も面白いが、実はそれ以上に義妹夫婦の親っぷりに興味津々だった。子どもへの接し方、夫婦でおしめを替える様子、子どもの抱っこの仕方など、もはや人ごとではなくなっただけに、ひとつひとつのシーンがとても新鮮に感じられた。
とりわけ興味深かったのは、いたずらをしたときのことだ。甥っ子が口に含んだ飲み物を、ドリフターズ時代の志村けんのごとく「だぁぁ〜」っと吐き出した。最近よくやるいたずららしい。横にいた義妹のダンナ様がすかさずしつけに入った。
「こらっ!だめって言ってるだろっ」
と、軽く頭をポンとたたいた。ポケ〜っとしている甥っ子に、もう一度言い聞かせる。そして次は箸で軽く頭をたたいた。すると、甥っ子は顔をゆがめて「ビェェェ〜」と泣き始め、キッチンに立っていたママの足にすがりついた。「そーやってオレのこと、いじめる人だと思ってんだろ?お前が悪いんだからな」とパパは息子に近づき、抱っこしてあやし始めた。
この光景を見て、義妹夫婦がこの子の親として頑張っているんだ、立派だなぁ・・・と胸が熱くなった。子どもはかわいいが、育てるのは並大抵のことではない。何にも知らない真っ白な脳みそに、一から十まで世話をして、世の中の決まりごとのひとつひとつを教えていかなければならない。自分にそれができるのか、不安になってしまう。
しかし、幸い義妹が親切に色々と教えてくれるし、甥っ子の成長も見られるので、晴れて親になるその日のために、心の準備だけはできそうな気もしている。
未だにどんなにしかっても、隙を見せるとうちの『志村けん』は
どこでも「だぁぁ〜」っと吐き出します。。。(;´д⊂)
号泣してまでも懲りずに実践を繰り返すその姿には時に「使命感」すら感じます(笑
教えたわけでもないのに、子どもってどこでそういうことを覚えるのでしょう?今度会うときには彼の中で違うブームが起こっているのでしょう。かわいい甥っ子の成長を楽しみにしています。