いよいよ2010年、出産の年に突入した。今年は色々あるだろうなぁと、身の引き締まる思いで元旦を迎えた。
お正月は元旦から3日まで私の実家で過ごした。その時、お腹が乾燥して白い粉を吹き、異常なほどのかゆみに苦しめられた。馬油をこまめに塗ってもダメ。かゆくてお腹を掻かずにいられない。衣類がお腹に触れるのさえ不快で、できることならお腹を丸出しにしていたいほどだった。
そんな私を見かねた母が尿素入りクリームを買ってきてくれた。勝手に薬局で買ったクリームを塗って害にならないかと不安に思ったが、「それ乾燥のかゆみでしょ?尿素入りクリームなんて年寄りも使うクリームなんだから大丈夫だよ!」と薦められ、試しに使ってみると、嘘のようにピタッとかゆみが治まった。いつも背中をかゆがっている主人の背中にも使ってみたら、主人もかゆみが気にならなくなったようだ。なんという速攻性だろう。恐るべき効果だ。
それでもたっぷり塗るのは怖いので、お風呂上がりだけ控えめに薄く塗っていた。今回使用した 『SHISEIDO フェルゼアDX20』というクリームは第2類医薬品なので、同じ尿素入りクリームの中でも効果の高いものと思われる。ということは、強い成分が入っているということで、そこも少々不安だった。
東京に戻ると、かゆみはそこまで気にならなくなった。尿素入りクリームのおかげなのか、はたまた水や空気のせいなのか?実家にいたときは、お腹だけでなく顔もつっぱって頬が赤くなっていた。東京より確実に環境は良いはずなのに不思議だ。
8日の検診で、さっそくクリームについて質問した。助産師さんは「たぶんお腹の上から塗るだけでは問題ないと思いますよ」とおっしゃって、念のため医師にも確認してくださった。すると「まったく問題ないそうです!思う存分、使ってください(笑)」と太鼓判を押された。助産師さんにお腹を見てもらったところ、先日できた妊娠線もどきの赤い筋は妊娠線ではなく、乾燥によるものだという。
それ以来、お風呂上がりに尿素入りクリームを塗るだけで、全くかゆみはなくなり、お腹もしっとりつるつるになった。良かった、これで乾燥と妊娠線対策は万全だ。お風呂にも、尿素入り入浴剤を使ってみようかなと思う今日この頃だ。