9/9 (水)。今日は朝9時からの検診だ。診察の前に尿検査をしなければならないので、早めに病院へ行かなければならず、自分の仕度と家事、娘の仕度を同時進行させながらの慌ただしい朝だった。
主人と娘より先に家を出て、病院へ急いだ。
病院へ着くなり、また今日も忘れ物をしたことに気がついた。
よりによって、「母子手帳」を忘れるなんて・・・信じられない!!
娘の時は、絶対に忘れる事などなかった母子手帳。これは二人目の余裕なのだろうか。下の子になるほど、親がいい加減になっていくのが分かる気がした。
尿検査を済ませ、産婦人科のフロアに上がると間もなく診察が始まった。
あいさつをして開口一番、「すみません、母子手帳を忘れました。。。前回も診察券を忘れたし、最近物忘れが激しくて困っています」とため息混じりに謝った。
すると先生は「母子手帳はなくても大丈夫ですよ。次回持って来てくださればいいですから。妊娠中は、どうしても物忘れが激しくなりますよね」とにっこり共感してくださった。
内診が始まった。
今日はもうお腹の上から機械を当てて、赤ちゃんの様子を見る事ができた。
先生「とても順調に育っていますね。体調は5cmです」
先生は頭や手足、心臓の位置を説明してくださったが、今日は私でもパーツの区別がつくほど、はっきり身体の形ができていた。
写真では分かりにくいが、モニターに写る赤ちゃんは、常に手足をパタパタ動かしていて、とても活発だった。
私のお腹は少し膨らんできたが、つわりのために食事量が減ったことと、夏休みが明けて忙しい毎日を過ごしているためか、体重が前回より1Kg減った。
つわりが治まった現在、逆に身体が軽く感じて、ついつい妊娠していることを忘れてしまう反面、「赤ちゃんは順調に育っているのだろうか?」と心配にもなるが、検診で3週間ぶりに元気に動く赤ちゃんを見るとホッとする。
私が気づかないうちに、健気に育っている小さな命…。じつに神秘的だ。