昼寝を2時間半ほどして、夜7時ころ起きだした娘。
そのときは、機嫌も直っていました。
食事をして、母にお風呂に入れてもらって、何事もなく過ごしました。
しかし就寝時には、やはりおっぱいを求めて泣き出しました。
母が見かねて、娘をベッドルームから連れ出し、娘が眠くなるまで抱っこしていて
くれました。
母は、娘の口淋しさを紛らわすために、りんごや氷をしゃぶらせていたようです。
一番効果的だったのは、ネコと遊んだことです。
うちのネコ、じつは娘が大の苦手。
娘がいることを察知すると、警戒して部屋の中に決して入ってきません。
娘が寝ていたり、家にいないときに、こっそり家の中に入ってくるようなネコなのです。
娘が満面の笑みで「にゃーにゃー♡」と近づいていこうものなら
ヒラリと身をひるがえして逃げていってしまいます。
でも、このときだけは、違いました。
泣いている娘に近寄り、ゴロンとひっくり返っておなかを見せてくれて、
そのうえ、身体まで触らせてくれたのです。
娘は大好きなネコと遊んで、ずいぶん慰められたようです。
ネコって、不思議な生き物だなぁと思います。
悲しみを察知して、そっと寄り添っていてくれるんです。
優しいですね。
そんなこんなで、しばらくすると、さすがの娘も眠くなって、
寝室に戻ってきました。
最後は、アンパンマンのマーチで寝かしつけました。
やっと一日が終わりました。
よくがんばったね、娘。
しばらく辛い日々が続くけど、一緒にがんばろうね。
…やっぱり実家に戻って正解でした。