スーパーにて

昨日は保育園の帰りに、スーパーに寄りました。
もう、手をつないでいることさえイヤな娘。
私の手をふりほどいて、先に店内へ入っていってしまいました。

「まーた商品にイタズラでもしてるんじゃないの?」と慌てて追いかける私。

ところが。

入り口に置いてあった小さなかごを片手に持ち、レジに向かって歩いて行くではありませんか。
えー、かごを持つなんて、教えたわけでもないのに、
一体いつ覚えたんだろう???

売り場でも、子ども用カートには乗ってくれません。
自らカゴを持ち、商品を次々と手慣れた様子でポンポン気前よく入れていきます。
しばらく、娘の様子を客観的に眺めていました。
・・・なんか、本当に買い物してる主婦みたいで笑えました。

必要のない商品まで、次々と手に取ってカゴに入れるのには困ります。
とくに「レタス専用ドレッシング」と「馬刺」は、どうしても買う気にはなれません。

豆腐は、なぜか自分が抱えて持ちたいようです。
しばらく考えた結果、豆腐コーナーの前でカゴは置き去りにしていきました(笑

試食コーナーを見つけると、『あ、あ!』と言って駆け寄り、口を大きく開けて食べる気満々です。
普段から、これくらい食事にやる気を見せていただきたいものです。

一番の難所は、チーズ売り場です。
そこには、キャラクターの絵が入った袋入りのチーズが並んでいて、毎回必ずそこで
『チージ!』と叫んで居座ります。

レジの前も、危険です。
キャラクターのガムやキャンディの並んだラックがあるのです。
発見すると、さっそく駆け寄り、真剣なまなざしで物色しています。

それを無理矢理引き離し、レジを終えるまで一苦労です。

店を出たら、今度は自分が荷物を運びたいようで、大きな袋を引きずって歩こうと
するので、これまた大変です。
取り上げると怒るので、持ち手を半分づつ、一緒に持ちます。

最近、保育園のバッグも自分で持ちたいみたいです。
『おもぃ!』と言いながら、一生懸命、運んでくれます。

こんな調子で、娘との買い物はスーパーですらも、なかなか大変になってきました。
でも、お手伝いしてくれるのは、とっても嬉しいです。
娘の「やりたい気持ち」を大事にしたいのが親心。
可能な範囲内で、好きにさせようと思っています。

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