昨年暮れに、祖母が亡くなりました。
そして今年3月、二人の祖父が相次いで亡くなりました。
3ヶ月のあいだに、3回葬儀が続きました。
お正月、私の実家でみんなで食事をしたときの
ビデオには、元気な二人の祖父の姿がありました。
その3ヶ月後には、もう帰らぬ人となってしまうなど
誰も想像していませんでした。
そこにいて当たり前の人が、もういない。
人はいつか、必ず死ぬ。
時間には、限りがあるということを
思い知った出来事でした。
同じ時期に、友人が入院しました。
長年の持病が再発したのです。
友人を、家に招いて食事をしようと思いながらも
日々の忙しさや疲れで、連絡はついつい先延ばしにしていました。
来るメールに、後日返信するのがやっとでした。
本当に、後悔しました。
思いやりに欠けていた自分に腹が立ちました。
あまりにも余裕のない自分が、恥ずかしくなりました。
これからは『こうしたほうが、いいかな』と思ったら、
すぐ行動しようと思いました。
会いたくなったら、会いに行く。
声が聞きたくなったら、電話する。
どうしてるかなと思ったら、メールか手紙を出す。
嬉しいと思ったら、言葉にして伝える。
いつでもできる、いつでも会えるという保証は、どこにもありません。
限りある人生・・・この一瞬を、心を込めて、感謝を忘れずに生きようと思います。