つい先日から、娘が急に興味を持ちはじめたのが
『よるくま』という絵本です。
この本は、私が大好きで買った絵本です。毎回、読んでいながら目が潤んでしまうような、ステキなお話です。
特に、よるくまのおかあさん登場シーンは、胸が震えるような感動をおぼえる、私の大好きなシーン。
本屋で立ち読みしたとき、「うわぁ☆おかあさん!」と思わず言ってしまったほど、おどろいたと同時に、胸の中を『フワッ』となにかが通り抜けました。
娘もようやく、この本に目が止まるようになったようで、日に何度もこの本をリクエストしてくれます。
娘のお気に入りは、男の子が腕組みをしているシーン。
このページになると、娘も腕組みをして、嬉しそうにニコニコしています。
それから、よるくまが「おかあさんは?おかあさんは?」と泣きだすところ。娘も、不安そうな顔をしています。
『あ、あーーっ』と、よるくまの黒い涙を指差して、ただならぬ雰囲気を感じ取っているようです。
しかし、最後までは読ませてくれません。
途中で飽きて、他の本を持ってきてしまうのです。。。
(ここからが、いいところなのに…)
『ああ あったかい おまえは あったかいねぇ きょうはこのまま だっこしてかえろう』
もう、たまらなく母親心を射ち抜かれるフレーズです。保育園からの帰り道と重なって、いま、書いていても、ジーーーンときます。
子どもって、あったかいですよね。私は「ギューーして?」と娘にお願いしているような、甘えたがりの母です。