年賀状書き

今年の年末は、体調不良と精神的ダメージによって、やること山積みのくせにダラダラと先延ばしにしてしまったことが多々ある。その代表が「年賀状書き」だ。27日には郵便局に出さないと、元旦には届かないことを経験的に知っていたので、先生方の分だけは失礼のないように書かなければと思い、深夜になってから嫌々書き始めた。いざ机に向かったはいいが、一筆書き添えるコメントに悩む。印刷された文面だけでパッと出せればいいのだが、そうもいかない。ありきたりな決まり文句でも、直筆で文章を書き添えるだけでずいぶん印象が違うものだ。

そんなこんなでぼちぼち筆が進んできたころ、ふと夫を見ると涼しい顔でMacに向かっている。彼は「年賀状制度は廃止した」と言い、まったく書く気配を見せない。そんな彼を見て「もう年賀状なんて文化、無くなればいいのに」と一瞬思った。
でも、逆に年賀状を戴くのは嬉しいものだ。その人のセンスや筆跡、文章力など、ふだん見えない部分までもかいま見ることができる。だからこそ、多少面倒でも、出す一枚一枚心を込めて年賀状を書きたいものだ。
今日は友人たちに年賀状を書く。しばらく逢っていない、なつかしい友人たちを思いながら、いくらか筆も軽やかに進みそうだ。

“年賀状書き” への2件の返信

  1. まだです。返事を書いてもまた新たに届くので、きりがありません・・・(泣

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