長女が0歳で保育園に入園した頃から、「娘が食べない」ことが気がかりで仕方なかった。
入園間もない頃の保護者会で、自己紹介にもかかわらず、沈痛な面持ちで離乳食を食べないことを話してしまい、先生が対応に困っていたのを今でも覚えている。さぞ暗い印象の母親だと思われたことだろう。
食事については、進級するたび、担任の先生たちに相談してきた。それでも、保育園では食べられているようで、食事態度も成長発達にも全く問題がなかったため、家での様子を話すと驚いた様子だったが、つまりは「お母さんに甘えたいのでしょう」という意見だった。
しかし、だからといって好き勝手にさせるわけにはいかない。食事に1時間以上もかかっていては、お風呂や就寝時間がどんどん遅くなってしまう。これは深刻な問題である。
今までに保育園の先生たちからいただいた具体的なアドバイスをまとめてみた。
・保育園では食事の時間は30分。例えば12時から食べ始めたら、時計の長い針が「6」に来たらごちそうさま、と決める。
・時間がきたら、完食してなくても下げる。
小学生になると給食の時間は20分だとか。時間で動く習慣をつけさせることを優先する。
・量が多いと、食べるのが苦痛になるので、初めから量を減らす。
完食できると自信につながり、食べる意欲が湧く。
・苦手なものがあって、全部食べられないときは、「半分食べたらいいよ」などとハードルを下げる。
悩ましいのは、「ご飯はもう食べられないけど、デザートは食べたい!」という時。全部食べたら、デザートをあげるのが基本だけど、苦手な物に挑戦したという努力を認めてあげることも必要とのこと。
私の育った家庭では、行儀作法と残さず食べることを厳しく躾けられた。残さず食べる習慣をつけることが大切と思っていた私は、時間で動くという考えは二の次にしていた。ここは大きな反省点だ。
長女がフラフラして落ち着かない食事態度になった原因は、離乳食期に遊び回る長女を追いかけて、食事を口に運んで食べさせていたことだと思っている。
きちんと椅子に座らせて、遊び始めたら、もう食事をおしまいにすれば良かったのだ。・・・そう思うと、欲しがったときに欲しがるだけ母乳を与えていたこともいけなかったのかもしれない。食事や授乳の時間をきちんと決めて与えれば、良かったのかな?
まぁ、今更後悔しても仕方ないので、次女にはそういった反省点をふまえて食事をさせる時は気をつけようと思う。
長女には、一応「○○時までね!」と決めて食事をさせるが、結局途中でトイレに立ったり(ひどいときは2回も)、牛乳を取ってきたり、ふりかけを取りに行ったりして時間オーバーすることはしょっちゅうだ。
時間になったからと言って下げようとすると「やだー!ちゃんと食べるから!」と懇願され、仕方なく5分、10分おまけして、何とか食べ終わるようになっている。
「・・・yummyちゃん、このお野菜苦手だから、半分でいい?そのかわり、ご飯とおかずは食べるから。そしたらデザート食べていい?」などと交渉してくるあたり、さすが5歳児だ。
苦手なものを食べられたときは、ものすごーく、大げさに誉めちぎる。そうすると、モリモリ食べ始める。やはり誉めることは特効薬なのだ。
それには、こちらに心の余裕がなければいけない。忙しくてイライラしているときは、つい叱るばかりになってしまう。そこは親も気をつけなければならない。
「忍耐」と「心の余裕」・・・私の大きな課題。
余裕ができたら、子どもが喜んで食べるような料理を工夫して作るようにしたいものだ。
こんにちわ。私のチビチャンも食が有ったり無かったりでどう工夫したら食べてくれるのか・・・
てか、ごめんなさい。コメントになって無いですよね・・・。
>ポコさん
コメントありがとうございます!
そういえば一時期、夕飯にキャラ弁作ってみたりしましたけどね。
確かに喜んで、はじめは食べてくれますけど、食べ進めていくうちに、ただの弁当になっていきますから、それほど効果なかったです。
それに作るのも大変だし、子どもの要求もエスカレートして、到底作れないような細かいキャラをリクエストされたりして困ったものです。
結局、「食べる時期が来るのを待つ」しかないと思ってます。
ただ、見た目を可愛らしくするとか、子どもが簡単に食べられるような形にするとか、たまにお弁箱に詰めて、遠足気分を演出するとか、そういった工夫はしていました。
長女の場合は、おそらく「食べるのが面倒」なんだと思います。3〜4歳の頃は、食べさせてあげれば完食してましたから。4歳を過ぎた頃には「食事より他にしたいことがある」なんて言い出して、いつまでも絵を描いていました。いかに食事に興味を持たせるかがポイントなのでは、と分析しています。
食べる量が少なくても、成長に問題なければ神経質に悩む必要はないみたいです。お互い、気楽にいきましょう!