メスの様子

7/28(水)
メスはすっかり元気になり、朝からガサガサ動いて潜るのに最適な場所を探しているように見える。オスは虫かごの端に逆さになって張り付いている。

お昼近くになって、メスは完全に土の中に潜って、姿が見えなくなった。メスは角がないため、地中に潜りやすいらしい。
オスがひっくり返ってジタバタしていたので、虫かごを揺すって戻してやろうとした瞬間、琥珀色の液体が飛んできた。おしっこをひっかけられたのかな?

夜になって、メスに変化があった。
夜11時過ぎ、私がお風呂から上がると、夫が「メスが大変なことになってる」とつぶやいた。
見ると、餌のケースを持ち上げて、土の中から地上へ出てきていた。意外と力持ちだ。どうやら、せっかく出ようとしているのに、餌のケースが邪魔で出てこられないらしい。
仕方なく、ケースをどけて、もう一度きれいにセッティングし直すことにした。なんだか子どもがちらかした部屋を整理整頓するのに似ていると思った。
メスが潜っていた土の中に、もしかしたら卵があるかも…と、注意深く探してみたが、それらしきものは見つからなかった。産卵していたら4~5日は潜ったまま出てこないらしいから、まだ産んでないのだろう。
土で汚れた昆虫ゼリーをきれいにしたり、餌のケースを土で埋める作業をしている間、オスとメスを外に出して、元気に動き回る様子を観察していた。セッティングを終え、二匹を中へ入れるとき、夫はオスを、私は初めてメスを素手で持って入れた。硬いボディの感触が気持ち悪かったが、がんばった。

子どもたちが眠ってから、二人でカブトムシを観察するのは、結構楽しい。

コメントを残す