私の出産する大学病院の分娩・入院費用は基本的に二人部屋(一日¥10,500)で70万円。大部屋にすれば部屋代はかからないので、60万円ちょっとで済むはずだ。
立ち会い出産=LDR(陣痛〜出産〜回復までを同じ部屋で行う)=別途3万円。。。私の精神的不安を軽くするためだけに使うには高すぎる金額だ。立ち会い出産でなくても、娘の時のように陣痛の間だけ家族の誰かにいてもらえたら、どんなに心強いだろう。500円玉貯金から捻出するという考えもよぎったが、3万円あれば他に何が出来るかを思うと、やっぱり手を付ける気になれない。出産~退院までの約1週間、私が辛抱すれば済む話だ。
それにしても高すぎる。誰に聞いても、これほど高い病院はなく、皆一様に驚く。病室が綺麗だとか、食事が豪華だとか、サービスがいいわけでもない。助産師がつきっきりでいてくれるわけでもない。この価格設定の理由をきちんと説明していただきたいものだ。
主人は「好きにすればいい」とは言うものの、病院によって金額の差がかなりあることを知って「ハイリスクじゃないなら別の病院にすればよかったね。」「田舎に帰って産んだらもっと安く済んだのにね。(受け入れてくれたら、の話だけど)」更に「金ばかりかかって…みんな子どもを産みたがらないワケだよ」などと憤りを隠せない。
主人と話して決心がついた。立ち会い出産はしない。陣痛から出産まで、独りで耐える覚悟を決めた。その代わり、しんどかったら遠慮なくナースコールさせていただこう。更に出産後は、再びあの地獄のような大部屋を希望し、ハードな入院生活に耐えるのだ。
そして浮いた3万円と部屋代で、リヤドロの人形を買ってやる!!