ファミリーサポートセンターに電話をすると
「ちょうどお近くにお住まいの方で、間もなく研修を終えられる方がいらっしゃるので、その方をご紹介します。お話しておきますね。」と言われた。
それから数日後、ファミリーサポートセンターから電話があり、提供会員さんの名前、電話番号、住所を教えてもらった。
ファミリーサポートセンター:「直接電話を掛けて、必ずお子さんと一緒に事前打ち合わせをしてください。お願いすることが決まったら、活動日時をファミリーサポートセンターに報告してください。」
近いのはありがたいけど、新人さんというのが引っかかる。大丈夫なのかな?
まだ月齢が低い赤ちゃんなのだから、慣れた方をお願いすればよかった・・・。
機転の利かない自分に はがゆさを感じた。
「とりあえず会ってみて、嫌ならやめればいいよ」と夫は言う。
夕方5時頃、緊張と疑いの気持ちが入り交じる中、電話を掛けてみた。
一体、どんな人だろう?子どもを相手にする人なら、明るく気さくな感じの人だろうか…。
相手が電話に出るのを待っている数秒間、さまざまに想像を巡らせていた。
そして、ようやく電話はつながった。
「・・・・ハイ」
想像とはうらはらに、そっけなく低い声が返ってきた。
私:「ファミリーサポートセンターから ご紹介いただき お電話しましたnote2と申します。」
提供会員:「(しばし沈黙・・・・)あぁ、どうも。えー、いつがご希望ですか」
え、いきなり!?話が違うぞ。
私:「え、あの・・・まずは直接お会いして、事前打ち合わせをさせていただいてからお願いしようと思うんですけど」
提供会員:「打ち合わせ?・・・あ、スイマセン。私、先日研修を終えたばかりで、まだ書類が届いてなくて。詳しい事が分からないんです」
なんだって!?ホント大丈夫?この人・・・・
こちらもなんとなくムッとしてきて、はっきりこう言った。
私:「とりあえず、直接お目にかかってお話したいので、まずは打ち合わせの日取りを決めさせていただきたいと思います。預かっていただく場所で打ち合わせということなので、夫と一緒にお宅へお伺いしたいのですが。出来れば日曜日にお願いします。」
それでようやく話が通じて、事前打ち合わせの日時が決まった。
提供会員:「ウチの住所はご存知なんですよね?それでは、お待ちしてます。」
そっけない電話だった。はっきり言って、電話での印象は良くなかった。
慣れていないようだし、無愛想な感じだし。
やっぱり預けたくない!!
打ち合わせには一応行くが、あとで断ってしまえばいい。
会う前から、密かにそう考えていた。