11月末、保健センターで行われたアレルギー講習会に参加した。
広い多目的ホールに、様々な月齢の赤ちゃんとママ達が大勢集まり、とてもにぎやかだ。
キルティングのマットが敷いてある床に座って、
見知らぬママ達とお互いの赤ちゃんをネタに他愛のない話をする。
この手の講習会は、ママ達の交流の場として楽しめるように…という目的も
あるようだ。
講習は、大学病院の小児科の医師と、区の環境衛生課からの2本立てだった。
小児科の医師からは、赤ちゃんの肌荒れ・アトピーや気管支炎・食物アレルギーについて、その予防方法と対策などの話だった。
先日、娘の湿疹で小児科を受診していたので、大体はすでに聞いた事のある
内容だった。
それよりも私が興味を持ったのは、環境衛生課による
「ダニアレルギー」についての話だ。
以前から、カーペットや布団のダニについては気になっていた。
特にウチの掛け布団は、かれこれ10年以上洗っていなかった。
もちろん 布団を干してはいたが、布団の丸洗いはしたことがない。
かねてから「すっごく汚れてるんだろうな〜」と気になりつつも、
クリーニングに出すのがおっくうで、ついつい先延ばしにしてしまい、
現在に至っている…。
なので、娘の湿疹が出た時、まっさきに頭をよぎったのは「ダニアレルギー」だった。
娘は私と一緒の布団で寝ているし、日中はカーペットにプレイマットを敷き、
床に寝転がって過ごしていたからだ。
しかし、0歳児ではダニによるアレルギー反応は出ないそうだ。
ダニの死骸やハウスダストによるアレルギーは、2〜3歳から反応が出るという。
アレルギー発症を防ぐには、赤ちゃんのうちからダニやホコリを吸い込まないように気をつけてやること・・・
つまり「掃除」「換気」「布団干し」が大切なのだ。
さらに、布団に掃除機をかけて、ダニの死骸を吸い取ると一層効果的だとか。
布団に掃除機なんて初めて聞いたので、正直びっくりした。
湿気が多く、人肌に温まった布団は、ダニにとっては最高の環境だ。
布団やシーツ、枕についたフケをエサにして、どんどん増殖するという。
特に、じめじめした6月など、まさにダニの繁殖期。
今は冬だから、さほど多くはないというが、
その死骸を吸い込んでいたと思うと、むしずが走った。
話の終わりに、『住まいの環境診断』の紹介があった。
区の環境衛生課が、カーペットや布団などにいるダニの量を
無料で検査してくれるという。
私は迷わず申し込んだ。
意外だったのは、希望者が私を含めて数名しかいなかったことだ。
みんな、あまり関心がないのだろうか?
それにしても。
絶対ヤバいよ、あの掛け布団!
十何年分ものダニが巣食っているんじゃないか!?
診断日が待ち遠しいような、怖いような。。。。
「ダニくらい大丈夫だって、神経質になるなよ。」
また夫に注意された★