乳腺炎の原因は?

炎症が治まると、あの激痛が嘘のようになくなった。しこりは消え、岩のように硬かった乳房はフニャフニャしている。まるで嵐のような夜だった。

それにしても、なぜ急に乳腺炎になってしまったのだろう?
乳腺炎になる2大原因は以下のとおりだ。

1、疲労
里帰りの1ヶ月間、私としては楽させてもらっていたように思うが、慣れない育児の疲れが無意識に溜まっていたのかもしれない。

それとも子どもを抱っこひもで担いで出かけたからだろうか?「出かける」と言っても、母と車でスーパーに買い物に行っただけだが、長時間、5Kg近くの子どもを抱えて売り場内をウロウロ歩くのは、けっこうキツかった。子どもを寝かせて運ぶ形の抱っこひもを使っていたのだが、なで肩の私はたすき掛けが苦手で、すぐ肩が凝ってしまう。我慢できる程度の疲れだったように思うが、産後の私の身体にとってはハードだったのかもしれない。

2、食事
食事に関しては、甘いものやカロリーの高そうなものばかりを食べていた。ろくに動く事もせず、カロリーを消費しないでゴロゴロしていたのは良くなかった。

特に甘いものが大敵のようだ。
ウチは父が甘党で、何かしらお菓子やアイスが置いてあった。食間、食後、お風呂上がりの一杯よろしく、自分の欲するがままにお菓子やアイスを食べていた。その見事な食べっぷりに、私もついつい「ちょっとちょうだい」と、誘惑に負けて味見させてもらっていた。

母はケーキ屋に勤めており、ちょくちょくケーキを持ち帰ってきた。それ以外にも「庭で取れたブラックベリーと杏をジャムにしたから食べなさい」とか、「ぶどうジュースを作ったから飲んでみて」「桃をもらったから食べちゃって」・・・など、果糖もかなり摂取していた。
「便秘解消にヨーグルト食べなさい」と勧められ、毎朝 乳製品を必ず食べるようにしていた。手作りジャムをたっぷり混ぜて・・・。

普段、私はお菓子を買い置きしたりはしない。食事代わりに菓子パンを買う程度だ。食事もあまり油っこいものは作らないし、ましてや大人2人の食卓に何品も並べたりはしない。
ところが実家は誘惑が多すぎる。食卓には何品もおいしい料理が豪勢に並ぶし、ケーキが冷蔵庫に入っていれば、賞味期限のこともあるから ついつい食べてしまう。おいしそうなものを「食べない?」と勧められれば食べたくなるのが当たり前だろう。
食べるばかりで動かない生活ではいけないと思うのだが、出かけたくても生後1ヶ月に満たない赤ちゃんがいればそうもいかず、残暑の厳しさも手伝って 家にこもりがちになり、結局 動かなくなる。

うーーーん・・・これじゃあ乳腺炎になっても仕方ないか。実家は居心地がよくてラクチンだけど、誘惑に流されて ぐうたらな生活になりやすい。これが実家で暮らす落とし穴だ。

乳腺炎は、何の前触れもなく突然 襲ってくる。予防が何より大切なのだ。
乳腺炎事件以降、しばらくは節制生活が続いた。白米にとうふ、めかぶ、納豆、白身魚、おから、きんぴらごぼう。。。。このメニューが数日、朝昼晩と続いた。菓子、果物は一切口にしなかった。クッキー、ケーキなど、見るだけであの痛みを思い出し、ゾッとした。便秘対策のために食べていたヨーグルトもやめた。乳製品もおっぱいを詰まらせるのだ。
そんな私の食事内容に、母は「そこまでしなきゃいけないの?ちょっとくらい大丈夫なんじゃない?」と呆れ顔だった。

食生活を改善したおかげか、数日はトラブルもなく平和に過ごす事ができた。
ところが また1週間後、乳腺炎になってしまった。以後、私は何度も乳腺炎に苦しめられることになる。。。。

“乳腺炎の原因は?” への6件の返信

  1. 今日、突然おっぱいがにしこりができ、冷やしたらよいのか暖めたらいいのか?調べようと“乳腺炎”で検索した所このHPに。
    娘は生後95日、2ヶ月頃から夜は6〜7時間睡眠。「授乳しなくていいから楽だな」などと思っていたけど、授乳感覚が8〜10時間も隔く事が。そんな日はおっぱいの張りで目が覚め、でも寝てる子を起こすのも忍びなく、娘が目覚めるまで待機してる状態。今朝も10時間あき気づいたら乳腺炎に。そういえば、私も主人が超甘党で甘い物を買ってくるから一緒に食べたり、離乳食の準備だと言っては毎日果物を食べていた。それに加えこの数日娘は、昼間眠たいのに眠れない興奮状態で、1日中抱っこしたり散歩したりかなり疲れていた。ちなみに里帰り中はやはり楽してご馳走の毎日。乳腺炎は粗食を食うべしという先人の教えを守らなかった罰でしょうか?甘いものばかり食べてると赤ちゃんも糖分・脂肪分が過剰摂取になるとか。駄目な母でごめんねと思いながら、今夜から粗食生活に励みます。

  2. >だいななちゃん さん

    コメントありがとうございます(^▽^)
    乳腺炎、その後いかがですか?激痛や発熱がないようなら、それはまだ「詰まりかけ」の状態だと思います。冷えピタシートなどで患部を冷やし、葛根湯を飲むといいですよ。

    授乳間隔が10時間も空いてしまうのはキツいですね。詰まり乳傾向の人の場合、3時間以上空けてはいけないとか。寝ている子どもでも、乳首を含ませると反射的に吸うそうですから、遠慮せず どんどん飲ませた方がいいです。ママが乳腺炎でダウンしたら、赤ちゃんのお世話もできなくなるし。赤ちゃんにとっても、おっぱいをもらえなくなるよりはずっといいはずです。
    寝ているところを抱き上げて起こしたくなければ、添い寝しながらの授乳で試してみてはいかがでしょうか?

    甘いものが思い切り食べられないのは辛いところですが、粗食と授乳のおかげで体重は元に戻りました。お互い、母乳育児が続けられるように頑張りましょうね!

  3. 授乳前後に基底部のマッサージをしたり水分を沢山摂ったりして昨日はだいぶ調子がいいと思っていましたが、今日やはり激痛が。シコリも大きくなってきていて、おっぱいを吸われるととても痛いので、葛根湯さっそく飲みました。冷えピタシートも買って来ました。昨夜は搾乳をしましたが、やはり赤ちゃんの吸引力にはかなわないようです。今夜は寝乳を試してみます。アドバイスありがとうございます。頑張ります!

  4. やっぱり乳腺炎の一歩手前ですね・・・。大丈夫ですか?
    痛くても、頑張って赤ちゃんに飲んでもらってください!!飲ませ方も偏らず、フットボール抱き等、赤ちゃんをぐるぐる回して(笑)、詰まった乳腺があるおっぱいから飲んでもらうと良いです。

    搾乳をしすぎると、余計におっぱいを製造してしまうので、乳輪部分のしこりが取れる程度にした方がいいです。ちなみに搾乳器は乳腺を痛めるので、できるだけ手で搾ってください。

    おっぱいのトラブルには このサイトがとても参考になりました。
    http://plaza.rakuten.co.jp/

    明日、しこりを冷やして完治させるまでのネタを書きますので、そちらも参考にしてみてくださいね。

  5. おかげ様で、おっぱいの痛みとしこりが消えました。
    田舎だから病院に行くのもひと苦労、ましてや赤ちゃんを連れていくとなると大変なので、病院に行かずに治せて本当によかった!ここ数日3〜4時間おきの授乳をしているので、娘も夜中目を覚ます癖がついてきたようです。授乳回数は増えてちょっと面倒だけど、あんな痛い思いをするなら夜中の授乳くらいなんて事ないです。対策はわかったけど、予防して再発しないようがんばります。

  6. しこりが取れて よかったですね〜!どうなさったかと 心配していたので、安心しました。
    赤ちゃんを連れて病院に行くのって、本当に大変ですよね、分かります!!

    ママは病気なんかしていられません。乳腺炎はもちろんのこと、風邪、歯痛・・・何ごとも予防が大切です。元気で明るいママでいられるように、お互い健康には十分に気をつけて、育児を楽しみましょうね♪

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