今日は出産前の仕事おさめだった。長いようで短かった8年ちょっとの教師生活にひと区切りだ。もっと寂しさや名残り惜しさを感じるものかと思ったが、これが意外とさっぱりしていた。
「やっと終わった・・・!」というのが本音。これでようやく出産に集中できるというものだ。
無事、責任を果たせただけで満足している。
上司も「今日までなのね、じゃ、頑張ってね〜」なんてニッコリ手を振ったとたん、もう次の瞬間には別の人と話始めるほどのさっぱりした別れ方だった。
・・・まぁ、退職するわけでもなく、ただの「産休」、しかも3ヶ月程度で復帰するものだと思っている節があるようなので、しんみりした最後ではなかったのかもしれない。
それにしても我が子は本当によく一緒に頑張ってくれたものだ。とりあえず10日まではお腹の中にいてくれとお願いしていたが、見事に言う事を聞いてくれた。本当に母親想いのよい子だ。
このところ毎日「いつ出てくるの?」と質問しているが、どうやら予定日通り13日に出てくるつもりらしい。「13日?」と聞くと、そうだと言わんばかりに胎動が起こる。
これが本当になったらすごいことだ。
念願叶って(?)すっかりデベソになった。めくれたヘソを眺め、これが噂のデベソか・・・と感心しつつ、薄汚れたヘソの溝をさらにめくろうと試みるが、これ以上は無理のようだ。
これだけお腹がパンパンに大きくなると、さすがに座っていても横になっていても落ち着かず、居心地が悪くなっている。しょっちゅうお腹は張るし、疲れやすくなっている。仕事ももうこれ以上続けるのはキツい。ちょうどいい頃に終わったものだ。
ようやく取れた産休。あと3日でクローゼットの整理をしなければならない。そうしなければ、赤ちゃん用品を収納するスペースがないのだ。整理整頓が大の苦手な私に、最後の課題が残った。
今まで仕事にかまけて見て見ぬフリをしてきたが、いよいよ向き合わねばならない時がきた。
差し当たって、膨大な量のCD達を手当たり次第iPodに取り込んでいる。
これらのCD達は、いずれBOOK・OFFに売り飛ばされる運命にある。どれもお気に入りのCDなのでもったいないが、スペース確保のためには仕方のないことだと諦めた。
他にも布団とエアコンのクリーニングも頼みたい。あらためて考えたら、まだまだやるべきことは山積みだった。
「10日が過ぎたら、いつでも出て来ていいよぉ〜」と言っていたけど
。。。やっぱり13日に出て来てほしいと思う勝手な母親だ。