赤ちゃんが夢中になる絵本

もこ もこもこ

娘が1歳~2歳頃、お気に入りだった「もこ もこもこ」。 
短い擬音とユニークな絵が絶妙にマッチしており、何とも不思議な世界に引き込まれる。

まだ言葉を理解できない赤ちゃんでも、このインパクトの強い絵だけで楽しめる。
「しーん」「もこ」「ぷうっ」「ぱちん」「ぎらぎら」などの音も耳に残りやすく、娘は絵を見ながら覚えた音を発して楽しんでいた。「しーん」から始まって、色々な動きを見せた後、「しーん」と静まって終わると思いきや、再び「もこ」と動き出す。まるで奇妙な生きもののような絵本だ。

作者の谷川 俊太郎さんが、絵を担当した元永 定正さんについて説明している文章が本のカバーに載っているのだが、それがまた可笑しい。

もとながさんは、えかきのくせに、にんじゃのしそんで、にんじゃのしそんのくせに、ろしやじんみたいなかおをしていて、ろしやじんみたいなかおをしているくせに、『そやけどねえ、あかんわ』などといいます。

もとながさんは、へんなえばかり、かきます。ぼくはもとながさんのかく、へんなえがだいすきなので、いっしょにこのえほんをつくりました。そうしたら、えほんもすこしへんなえほんになりました。かぜをひかないように、きをつけてよんでね。

ほぼ日刊イトイ新聞で連載されていた『谷川俊太郎質問箱』でも、とてもユニークな回答をしている。興味のある方はこちらへどうぞ。

“赤ちゃんが夢中になる絵本” への2件の返信

  1. 陣痛で眠れない夜にこのブログを見つけ、すごい勢いで読み進めて、出産後にやっとオンタイムになりました!

    絵本、さっそく注文しちゃいました。
    もともと絵本が好きで、妊娠前から買っちゃったり、親戚や友人の出産祝いや子供の誕生日プレゼントにしてます。

    昨年11月に出産して、娘は2ヶ月ちょっと。最近追視をよくするようになったり、自分の手をじーっと見たりするので、簡単な絵本を読んであげています。
    特定のページになるとにこにこしたりするので、好きな絵があるのかな?
    この「もこもこもこ」もとっても楽しみです!
    0歳のころ見せていた(反応が良かった)絵本あれば、また教えてくださいね~~

  2. > みりぃ@南国さん

    コメントありがとうございます。
    私のブログを熱心に読んで下さって、本当に感謝です!
    絵本って、大人でも楽しいですよね♪
    最近では、絵本カフェなるものも存在するようで、いつか行ってみたいと思っています。

    赤ちゃんは、分かっていないように見えても、視覚で楽しんでいるのはもちろん、語りかけた数々の言葉は脳に記憶されていくそうです。
    その言葉が脳内である一定の量を越えると、言葉を話し始める…というような話を聞いた事があります。

    絵本好きのみりぃ@南国さんなら、お子さんにきっと沢山の素敵な絵本を読んであげているのでしょうね。こちらこそ、オススメの絵本があったら教えて頂きたいです。

    0歳〜1歳頃にお気に入りだった本といえば、『うたのえほん』です。
    ボタンを押すと、伴奏付きの歌が流れてきて、絵本と一体になっているものです。お気に入りの歌のボタンを自分で押し、何度も繰り返し聴いていました。先日遊びに来た6ヶ月の赤ちゃんも、機嫌が悪かったのに、この本を与えるとピタッと泣き止み、夢中で遊んでいました。

    「もこもこも」、お子さんが気に入ってくれるといいですね!
    更新は不定期ですが、よろしければまた遊びにいらして下さい。

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