わがままな我が子にピッタリの絵本!?

娘は図書館が好きだ。先週の日曜日、夫と娘で図書館へ行き、この本を借りてきた。
表紙を見た瞬間、幼い頃に読んだ記憶が甦った。この温かみのある貼り絵。私も幼い頃、この本読んでたっけ。なつかしいな…

おねこさんが ぷー で始まるストーリー。怒った顔の猫が主人公。「ねこさん」でもなく「こねこさん」でもない、「おねこさん」という言葉によって、独特のリズムが生まれている。絵のみならず、この言葉のセンスも、たまらなくいい!

かたづけるのは いやだ ぷー

あれ かってくれなきゃ いやだ ぷー

ごはんは いやだ おかしが いい ぷー

これ、うちの娘そのまんまだな。。。思わず吹き出してしまった。

わがまま放題のふうせんねこは、大きくお顔がふくらんで、空高く飛んで行ってしまう…。
それからどうなったのか、書いてないところがまたいい。ちょっぴり不安になるような、余韻の残る終わり方に、ものすごく魅力を感じた。他のどんな絵本にもない、独特の世界だ。

「この本、ママも小さい頃、読んでたよ」と娘に話すと、「えっ!ママも?ママもちっちゃいとき、よんでたの?へーー!!」と、おどろいた顔をしていた。親子二代に読み継がれていく本。こういうの、なんだか嬉しいし、素敵なことだ。

せなけいこさんの絵本、他にも読んでみたくなった。

せなけいこさんのインタビュー

コメントを残す