1歳頃からずっと大好きだったアンパンマンに取って代わり、今、夢中なのは何と言ってもYes!プリキュア5Go Go!だ。キュアルージュがお気に入りで、テーマソングを口ずさんだり、訳の分からない難しい決め台詞を真似て、ごっこ遊びを楽しんでいる。
保育園へ通っていると、お友達からの影響なのか、家で見せた事のないアニメを知っていて、いつの間にか好きだと騒ぎたてるようになる。「ゲゲゲの鬼太郎」や、「ポケモン」などもそうで、いつの間にか知っていた。
ジブリ映画では「千と千尋の神隠し」がお気に入りで、よく台詞を真似して言っている。唐突に電車内で「それとも、つらくてきつーーい仕事を死ぬまでやらせてやろうか!?」とか、「まぁ!みっともない娘がきたもんだね!」などと言うので、変な誤解をされやしないかとハラハラする。
他にはトムとジェリーもお気に入りで、日本のアニメにはない、テンポのよい痛烈なギャグをキャーキャー興奮しながら楽しんでいる。
オムツは意外と苦労せず、簡単に外れた。2歳の頃、大好きなアンパンマンのパンツを履かせてからは、パンツを履きたがるようになり、トイレにも自ら行くようになった。今では外出しても、ほとんど失敗しない。
夜だけはオムツを履かせているが、朝、起きてもオムツが汚れていないことが多いので、そろそろパンツで就寝させてみようかと思う。
保育園ではしっかり者の娘でも、家ではまるで別人だ。相変わらず食事にさほど興味がなく、自分で完食する日はほとんどない。仕方なく、私が口に運んでやることが多い。食事中に遊び始めたり、席を立ったりして、まるで集中力がない。私が娘を叱る原因は、食事の態度が悪いことが大半を占める。
ちなみに保育園ではきちんと一人で食べているらしく、先生の回答はきまってこうだ。「きっと保育園でがんばっている分、甘えているのでしょうね」これを言われると、なかなか厳しくできないものだ。一体、いつになったら一人で食べられるようになるのだろう?
ちなみに娘の好物は、エビ・あさりなどの魚介類、海苔、いくら、梅干し、豆、こんにゃく、おでん、タラコのおむすび等。子どもらしからぬ、渋い好みだ。将来、きっと酒飲みになるだろう。
食事よりも料理を作ることに興味があるらしく、夕飯の仕度をしていると『おりょうり、おてつだいするーーー!』と言ってわざわざ踏み台を持ってきて手伝ってくれる。今のところ、卵を割ったり、卵の殻剥き、そしてたまーに、子供用の包丁を使ってトントン切る練習をしている。将来、私に変わって料理を作ってくれそうなので、今から仕込んでおくつもりだ。
日常生活で、常にしゃべっているか歌っている傾向がある。たまに、「ホント、よくしゃべるなーー」と夫とともに呆れるほどだ。「3歳って、こんなにしゃべるっけ?あんたは、これほどじゃなかったと思うけど」と私の母も言う。おまけに口うるさいところがあって、ちょっと私が失敗すると、すぐ文句を言ってくる。「もーーママーー!!もう、ママのせいだよ、あやまってよ!!」とプンスカ怒ってぶつぶつ小言を言われ、たまったものではない。
一方、少しこちらが元気がなかったり、しょんぼりしていると「ママ、どうしたの?大丈夫だよ、○○ちゃんがいるから、ねっ!」と励ましてくれたりして、もうどっちが親なのか分からなくなることもしばしばだ。
ちなみに私の好きな台詞は
「ママのお料理、おーーいしーーーい♪」←あんかけのグリンピースを食べたとき、初めて言われた。複雑…
「ママ、だいすき!チュッ♡」 ←ストレートに気持ちが伝わってきて、癒し度100%
これを言われたら、ちょっと大変でもがんばろう!という気になれるものだ。女なんて、ちょっとねぎらいの言葉や優しい言葉をもらえれば、良妻賢母になれるものなのに…世の中の旦那さんたち、少しは見習ってみてはいかがだろうか?
以上、こんな感じで、うちのお嬢は今のところ健やかに育っている。また色々と変化があったらご報告したいと思う。