妊娠34週:11回目の検診

最近、検診に慣れてきたせいか、家を出るのがどんどん遅くなっている。緊張感がないというか、要領を得てきたというか・・・。家から近いということもあって、時間にルーズになりつつあることを反省している今日このごろである。

9:50、診察開始。
「今日で34週ですね、ここまでくればもう大丈夫ですよ。変わったことはありますか?」
と先生に聞かれ、早速「関節痛」について質問した。

腰や関節の痛みは妊婦の自然現象らしい。大きくなった子宮を支えることで、足腰には大きな負担がかかっている。そのため、重みを支える靭帯がゆるんで痛みが起こるらしい。9ヶ月ともなれば、そういったトラブルが起こっても仕方のないこと。仮に整形外科に行っても何の処置もされず、帰ってくるだけだという。
対処法としては、薬局で売っている「ホットパック」という、電子レンジで温めて使うものを患部に当てておくといいらしい。湿布は赤ちゃんに悪影響が出るかもしれないので使わないようにと言われた。なんでも、湿布に使われている「インドメタシン」・・・いわゆる「鎮痛剤」が赤ちゃんに悪影響を及ぼすという。皮膚の上からなので、どのくらいの危険度かについては何とも言えないが、かつて中部地方のある病院で、お産の時に発熱した妊婦に鎮痛剤を射ったところ、赤ちゃんが亡くなってしまった例があったそうだ。なので、私の担当医は鎮痛剤の処方は妊娠初期だけにしていると言っていた。
先生:「中には、腰痛で歩けないほどひどい人もいますよ」
へえ〜、お気の毒に。。。それに比べれば私なんか大したことはないのだな。健康&丈夫な身体に感謝!!

肝心の検診内容だが、今回も順調そのものだった。子宮底長29cm、腹囲81.5cm、血圧、尿も異常なし。体重は2週間で+500g増。我ながらいいペースだ。内診も問題なし。
・・・やはりこの調子の良さは、仕事のおかげかもしれない。仕事のペースをなかなか落とせず、かなり疲れているはずなのに、体調は良い。適度な緊張感が、無駄に太らない所以なのだろう。やっぱり里帰りしなくて良かった。

次回の検診は2週間後の36週目。またもやあの苦痛で退屈な「ストレステスト」だ。36週以降から、週1回の検診となる。
この「ストレステスト」の会計で、初回は請求されなかった¥3,000の検診料が2回目から請求されたことについて、ずっと疑問に思っていたので、思い切って聞いてみた。
「ストレステストは通常の検診も兼ねているので、検診料だけはいただいています。もちろん、その他の検査(超音波、赤ちゃんの心音を聞くNST、採血、唾液検査)に関しては無料です。1回目に請求がなかったのは、こちらも始めて間もなかったために話し合いが十分なされていなかったか、あるいは病院側の清算ミスでしょうね。いずれにせよラッキーでしたね(笑」

というわけで、やはり検診料は払うものだったそうな。ラッキーだったのはいいにしても、逆に多く請求されてたりしたら、嫌だなぁ。病院の会計って、どのみちいい加減なのね。。。

ちなみに、前回のストレステストで最初に検診をしてくれた男の先生は、私の担当医の旦那様だった。どうりで同姓だったわけだ。
同じ病院、しかも同じ産婦人科医同士の結婚生活って、どんななんだろう???ちょっと興味あるなぁ。

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