今年のGWは、毎日外出していた。2日はお天気もよかったので、散歩がてら新宿から代々木公園まで歩き、明治神宮でお参りした。3日はクローゼットの整理、衣替えをして、母の日のお花を買って夫の実家へ遊びにいった。翌5日は友人の結婚披露宴へ出席するため、木更津まで行った。友人の幸せそうな美しい花嫁姿に感動し、久々に会った友人との会話を楽しんだ。披露宴のお食事も美味しく、お腹いっぱい食べた。帰りも何事もなく、体調もよかった。
新宿駅で仕事帰りの夫と待ち合わせし、外食することにした。先に新宿に着いた私は夫を待っている間、雑貨屋をのぞいたり、パン屋で買い物をしていた。本当は喫茶店にでも入って休んでいたかったのだが、お腹もいっぱいだし喉も乾いていなかったので、ブラブラ歩き回っていた。
夫と夕食をすませ、自宅に着いたのはたしか9時頃。お風呂に入ってのんびりし、湯船から上がろうとしたとき、お湯にうっすら赤いものが混じった。
「あれ?」と思い、洗い場に立つと「ツーッ」と鮮やかな血が足を伝って流れていた。
突然の出血。顔が青ざめた。
「うわあああーーっ。。。」
私の異常な声に、夫が慌てて浴室へ駆けつけた。
「血が。。。血が出てるぅー、どうしよう。。。」
もう、「どうしよう」しか言葉が出ず、頭が真っ白になっていた。夫は「大丈夫だから、落ち着いて、落ち着いて」と私をなだめ、すぐ病院に電話をしてくれた。
血はどんどん流れてくる。
ああ、赤ちゃんに何かあったら。。。!!!私はバカだ、大バカ!!母親失格だ!!赤ちゃんのことより、自分のことばかり考えていた罰が当たったのだ。赤ちゃんが生まれてから仕事をお休みしなければならないのを悩んでいたのがバカバカしくなった。私にとって何が一番大切なのか、ようやく分かった。こんなことになってからでなければ気づかないなんて。。。ごめんなさい、赤ちゃん!!
そうこうしているうち、気づくと出血は止まりはじめていた。
パジャマに着替えてソファーに横になり、じっとしていた。涙が溢れて止まらなかった。
夫は電話で病院の人と話しながら、いくつかの質問をしてきた。
夫「お腹の痛みや張りはある?」
私「ない」
夫「血液の色は?ドロッとしてる?」
私「ううん、鮮やかな赤で、サラサラしてる」
夫「胎動は?」
。。。そう言われて、慌ててお腹に手を当てた。胎動はしっかりしている。出血とはうらはらに、以前とかわらずよく動いている。
私「うん、ちゃんとある、いつも通り動いてる。。。」
夫は電話でいろいろ指示を受けているようだった。
「2時間経っても出血が止まらない場合は、また電話するように」と言われたそうだ。
「なんか、慌てた感じでもなかったし、すぐ病院に来るようにとも言われていないから、きっと大丈夫だよ」と言って、夫は私を励ましてくれた。
15分ほど経過しただろうか、出血の様子を見てみると、どうやら出血は止まっているようだ。お腹も痛くないし、張りもない。胎動も感じる。
2時間も経っていないけど、一応また病院に電話をしてみた。
「心配なら今から来てもいいけど、動くよりは安静にしていた方がいいから、明日でいいのでは?」とのこと。もう真夜中だったし、確かに動くよりは早く寝た方がいいと思い、明日の朝、病院へ行くことにした。
「病院の人の話によれば、赤黒くてドロッとした出血や、お腹が痛かったり張るようだとヤバいらしい。でも、そうじゃないんだから大丈夫だって!」夫は何度もそう言って私を励まし、私の身体を気遣ってくれていた。
出血がおさまっても不安は続く。泣きながらベットに入った。
唯一の救いは、赤ちゃんがしっかり動いてくれていることだった。
「ああ、神様、どうか赤ちゃんが無事でありますように。。。!!」
そう祈るしかなかった。
私も先程鮮血の血がでて凄く怖くて赤ちゃんに何かあったらと頭の中が真っ白になり慌てました(泣)今血は治まり赤ちゃんも元気に動いてます。それでインターネットで調べていたところここを見つけました。私も明日朝に病院に行きます、なんにもないことを凄く祈ってます。
>はちさん
お返事、大変遅くなって申し訳ありません!
ブログ、久しぶりにチェックしました…。
その後、いかがですか?順調に育ってくれているといいのですが。
それにしても、突然の出血は本当に怖かったです。
泣きながらソファに寝ていたシーンが、昨日のことのように思い出されます。
あの時、お腹にいた赤ちゃんは、来月3歳になります。
月日の経つのは本当に早いです。
はちさん、かけがえのないマタニティライフを満喫してくださいね。元気な赤ちゃんの誕生を、お祈りしています。