マタニティーファッション

夫がめずらしく私に雑誌を持ち帰ってきた。妊婦のための通販雑誌だ。
会社に毎月届くものらしく、参考になればと思ったらしい。
タイトルは「マタニティパンツ特集」。表紙には外国人モデルが普通のファッション誌のごとく、ジーンズに白いタートルニット、赤いコートを羽織って颯爽と写っている。
唯一違うのは、「お腹の大きさ」だけ。「お腹がこんなに大きくなってるのに、どうしてこんな細身のジーンズをはけるんだ!?」と衝撃を覚え、ページをめくる…。
すると、このすぐれもののパンツのからくりが載っていた。

要するに、お腹の部分がリブニット、ウエスト部分がゴムでできており、お腹の大きさに対応できる仕組みのようだ。
「妊娠初期から臨月まで対応の機能性」・・・なるほどね、そーゆーことか。
他のページにもさまざまな服や下着、グッズが載っており、どれも物珍しいものばかりだ。今はこんな風に妊婦でもオシャレを楽しむことができるのだな〜。
ジャンパースカートやゆる〜いワンピースといった「いかにも妊婦です」的な服しか着れなくなるものとばかり思っていた私にとって、これは朗報だった。
今まで着ている服が入らなくなってしまうのも時間の問題だ。いきなり通販というのも怖いので、時間を作ってぜひ直接ショップに足を運びたいものだ。
いや〜、世の中には知らない世界がたくさんあるものだなぁ。

エンジェリーベ・マタニティパンツ

明日は我が身・・・。

妊娠が発覚してから、街やスーパーマーケットで見かける子連れのお母さんがやたら目に付くようになった。気になるのは、お母さんたちの服装や髪型。私は以前から、子育てをする女性のイメージを持っていた。それは「着る物はヨレヨレで、化粧もせず、美容院にも行けず、それ以前に痛んだ髪にも気づかず、伸び放題の髪の毛を輪ゴムで束ね、デカイ声を張り上げて子育てに全力投球です!!」というものだ(これは、ほとんど偏見に近い)。
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両親に報告。

晴れて「おめでた」の診断を受けられたので、さっそく夫にメールで報告した。
その晩、実家の両親に電話で報告すると、母は「へぇ〜、よかったじゃん。あんた、欲しかったんでしょ?これからが大変だね。」と、どこかで聞いたような、そして何ともクールなコメントが帰ってきた。まったく、天秤座ってのは、どうしてこうクールなんだ?(夫と母は天秤座なのだ)
「出産予定日は7月20日、里帰り出産を考えている」と切り出すと、「ふーん、わかった。じゃ、こっちもそのつもりでいるから。」と、ちょっとやる気を見せ始めた。「お父さんもその方が喜ぶよ。お風呂入れてくれるよ、慣れてるから。」子ども好きな父の、初孫にデレデレなおじいちゃん姿が目に浮かぶようで笑える。体調のすぐれない祖父にも伝えてと頼む。「俺はもう長くない、もうダメだ」が口癖になってるらしく、母は「来年の夏、ひ孫見るまでは生きてた方がいいよ、と言っておく」と皮肉っぽく笑った。
一方、夫の両親はとても喜んでくれていたらしい。にぎやかになるのが嬉しいようだ。なんて対照的なんだろう(笑)。

妊娠8週 : 2回目の診察。

3日間の出張を終えた翌日、疲れの残る身体にムチを打って朝9時からの予約に間に合うよう家を出た。このころにはもう、つわりが始まっていて、朝は特にムカムカする。しかし何か食べればむかつきは治まってくれる。私のつわりは軽い方だと思う。
なんでも食べられるし、仕事も普段と変わらずこなすことができる。これは本当に助かる。
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妊娠6週 : いざ、病院へ

「妊娠検査薬の精度は99%だっていうから、確実だろうな。痛い思いして大変だけど、がんばってね。」と、義妹の妊娠過程と出産を見守った経験のある夫が言った。「あーそうだ、私これから大変だよな・・・」ぼんやりした頭の中で、嬉しさと不安とが入り混じって、何とも複雑な心境になった。
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妊娠5週 : 妊娠発覚。

生理予定日を過ぎても、体温が下がらない。毎朝、基礎体温をチェックし、高温を示す体温計を見つめる。これって、もしや・・・と思い、予定日を2週間過ぎた日曜の朝、妊娠検査薬を使う。みるみるうちに陽性反応が出た。待ちに待った妊娠だったが、意外と冷静だった。さっそく寝ている夫に報告。寝ぼけた夫のリアクションも冷静で、「ふーん、よかったね、ほしかったんでしょ?よかったね。」と、なんだか他人事のよう。なんか・・・もっと驚くと思っていたのに、つまらん。