出産や育児の あんなコト こんなコト

4月2010

入院生活について

今回の入院生活は、5年前とはずいぶん変わっていた。

まずは病院のアメニティグッズが充実していた。産婦用ブラジャー、産褥ショーツ、悪露用ナプキン大中小の3種類は5年前ももらえたが、入院中に着るパジャマと赤ちゃん用おくるみとT-シャツまで入っていた。

ベッドは全て電動ベッドになっていた。リクライニング機能のおかげで、産後身体を起こすのが辛いときに助けられた。

何より変わっていたことは、母乳育児にこだわらないこと。5年前は「母乳のみでがんばりましょう!」という姿勢だったが、今回は「母体の回復」を最優先にしたケアを徹底していた。「身体が辛ければナースステーションで預かりますから、無理しないでください」と何度も言ってくれたし、ミルクを足して、ゆっくり休むようにとも言われた。拍子抜けするくらい緩くなっていて驚いた。

5年前の過酷な入院生活を覚悟して大部屋を選んだが、今回は赤ちゃんと同室の人が多かったし、みな常時カーテンを閉めていた。顔をあわせれば会釈やあいさつくらいはするが、個室同然で気楽に過ごせたため、今回の入院生活は、精神的には物足りないくらい楽勝だった。

ただ、お下の痛みが長引いて、痛み止めを退院までずっと飲んでいないと、動くことが辛かった。その上、便秘も続き、水を大量に飲んでも、起き抜けに氷水を飲んでも、まるで出る気配がない。さすがに5日目になると苦しくなってきたので、退院時に浣腸して出してもらった。

嬉しかったのは、長女の出産のとき、実習で私についてくれた学生さんが、立派な助産師さんになって働いていたこと。彼女も私を覚えていてくれて、抱き合って再会を喜んだ。

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出産を振り返って

幸い、会陰は良く伸びたので、会陰切開せずに済んだ。ほんの少し裂けている箇所を1針ほど縫っただけだ。下腹部を押されながら胎盤摘出、その後、点滴で子宮収縮剤を打ったせいか、後陣痛も痛かった。

分娩時間が長く、出血がやや多かったので、2時間経過を見るところ、3時間安静といわれ、ずっと分娩室で横になっていた。

やっと正気を取り戻した私は、お産に立ち会ってくれた助産師さんに、あらためて御礼を言った。すると、助産師さんから思いがけないことを言われた。

助産師:「note2さん、普段から腰痛はありませんか?尾骨が内側に入り込んでいて、赤ちゃんがつっかえて降りにくかったんです、前回のお産で、何か言われませんでしたか?」

いいえ、腰痛はないし、前回は何も言われなかったけど・・・筋力や体力がないのは自覚していたけれど、骨格の構造まで不適応だったとはね!とことん出産に向いていない体質なのだな、と妙に納得してしまった。

出産したことを家族に連絡すると、夫と父母が入れ替わりでお見舞いに来てくれた。お腹が空いたので、夫に菓子パンとおにぎりを買ってきてもらい、一気にたいらげた。細胞のすみずみに、エネルギーが染み込むような感覚だった。

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