「妊娠検査薬の精度は99%だっていうから、確実だろうな。痛い思いして大変だけど、がんばってね。」と、義妹の妊娠過程と出産を見守った経験のある夫が言った。「あーそうだ、私これから大変だよな・・・」ぼんやりした頭の中で、嬉しさと不安とが入り混じって、何とも複雑な心境になった。

妊娠発覚から3日後、近所にある大学病院の婦人科を訪ねた。1時間半ほど待たされ、診察室に入る。同じ歳くらいの気の強そうな若い女医さんだった。
妊娠の事を話し、基礎体温表を見せた。「じゃ、診察しますね」と、診察台に乗せられ、エコーで調べてもらった。「あー、妊娠してることはしてますね。でもまだ袋しか見えませんから、おめでたとは言い切れませんね。この状態から見て、妊娠5週目ってところかな。」どうやら、この袋のようなもの(胎のう、というらしい)の中に、小さな丸い物体が見えて、心臓が動いているのが確認できるまでは妊娠とは認めてもらえないようだ。妊娠検査薬で陽性だったのに、まだ妊娠とは言えないなんて、意外な結果に少しがっかりした。母として認められないのか・・・残念。
「また2週間後にきてください。次回からは産科の先生です。お大事に。」と言って、予約を取ってくれた。
エコー写真をもらったが、そらまめみたいな袋状のものがぼんやり写っているだけ。中途半端な気持ちで家に帰った。
まだ親には報告できない。実は、早く言いたくてウズウズしてるのだ。