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3月生まれの認可保育園入園

以前住んでいた新宿区は、保育園の待機児童が500人を越えている時期があった。そんな入園激戦区で、私も3月生まれの次女を何とか保育園に入れてもらいたくて申請書類を出し、空きを待っていた。3月生まれの子は、0歳4月には入園できないので、(生後2ヶ月からが一般的)この時点で認可保育園入園の道は、他の月齢の子に比べてハードルが高くなる。1歳クラスは途中入園が難しく、2名程度の募集しかしないからだ。

長女が通っている保育園には、途中入園枠があり、詳細は6月中旬頃発表された。抽選で当たれば、9月から入園できる可能性があった。しかし私は、この制度をよく知らず、早く仕事復帰して働いていることをアピールすれば入りやすくなるんじゃないかと思い込み、さらに土曜日に長女を預けて仕事をしたいという理由で復職届けを5月に出してしまった。これが失敗だった。復職している=子どもを預けられなくても仕事ができる、という解釈で、逆に途中入園の申し込みが出来ないという事態に陥った。よく調べなかった自分が悪いので、仕方なく途中入園枠はあきらめ、母が子守りに来られる日と、それ以外は区の児童センターの一時保育を利用し、できる範囲で細々と仕事をした。

ちなみに、一時保育で一日に預けられるのは最長4時間で¥3,050。しかし、一時保育は入園審査の対象外。加点対象となるのは、認証保育園やベビーシッターなどに定期的に預けている場合のみだった。

もちろん、認証保育園にも入園希望を出していたが、年度途中はどこも空かなかった。「現在90人待ちです」なんて当たり前。保育ママさんも空きがない。ベビーシッターは高すぎて踏み切れない。私の収入がすべて保育料で消えてしまうというのは、現実的ではなかった。八方塞がりの中、『それでもあなたは働きますか?』と、決意を問われているような心境だった。

いよいよ4月入園の申請書類を出すときに、保育園入園課の職員からは、ものすごく遠い園を勧められた。この春から園舎を拡大して募集人数が増えるため、ここなら入れる可能性が高いという理由だ。「第一希望の保育園は人気が高く、まず無理なので、本気で働きたいならこの選択しかない」と言われた。しかし、長女の園と真逆の方向。おまけにアクセスが悪いときている。マンションに駐輪スペースがなく、自転車を持てない我が家にとっては到底無理と判断し、認可園はきっぱりあきらめ、長女の園に近い認証保育園に専願することで、ようやく1歳の4月から入園が叶った。(専願とは、たとえ認可園に入園が決まっても、必ずこの保育園に入園します、という申し込みのこと。)

こうして4月から、引っ越しをする7月までの3ヶ月間、認証保育園で、きめ細やかなサービスを受け、少人数の園児に対して大勢の先生達に可愛がっていただいた。
いざ引っ越しをして、改めて長女と次女の保育園入園手続きをした。5歳クラスの長女は、おととし開園したばかりの幼保連携園にすんなり決定した。次女は長女と同じ園には入園できなかったが、運良く第4希望に書いた保育園に空きが出て、あっさり入園することができた。1歳クラスの入園希望者は他にもいたようだが、区外からの転入、認証保育園に預けていた、姉妹同時入園希望という3つの加点ポイントが功を奏した。
保育園の園長先生にも「転入早々に入園が決まったのは本当にラッキーでしたね!」と言われた。私自身も入れると思っていなかったし、空きが出るまで新宿の認証保育園に電車で通う覚悟でいたので、本当に有り難かった。そもそも、1歳クラスに空きが出た事自体が奇跡だ。

3月生まれの子を本気で認可園に入れるには、認証保育園や保育ママさん、ベビーシッター等の有料保育を定期的に利用することが決め手となる。もしくは、遠くても新規開園の保育園を狙って入れることだ。区のホームページを定期的にチェックして、新規開園の保育園情報を入手することも大切だ。新規開園の認証保育園なら、個人契約なので面談や抽選で入園が決まる。私は基本的に在宅勤務で、どうしても外勤の人よりポイントが低くなってしまうため、認可園の審査のときは悔しい思いをしてきた。月齢や労働条件関係なく、平等にチャンスがあるのは嬉しい。保育料は認可園より高いが、区から2万円の助成があった。認可園にこだわらず、経済的に許せる範囲なら、認証保育園に預けるのもよいと思う。

長女と次女、別々の保育園だが、2園の送迎も慣れればどうということはない。よく「大変ですね」と言われたけど、保育園に入るまでの苦労を思えば全く辛いことはない。預かってもらえるだけで有り難いのだ。
現在、長女は小学生になり、送迎は次女の保育園のみとなった。とはいえ、長女はまだ学童から一人で帰るのを嫌がるので、長女を学童へ迎えに行ってから、一緒に次女を保育園にお迎えに行っている。それもあと数ヶ月のことだろう。

「働くなら、4月〜10月に子どもを生むのがベスト」と、どこかで聞いたことがあるが、確かに保育園に入りやすいし、0〜3歳くらいまでは月齢によって体格や運動能力、言語能力が大きく違うため、納得できる言葉だ。でも、そんなに都合良く妊娠するなんて、出来るのだろうか?
3月生まれは入園するのに人一倍苦労するけれど、一番小さいため、先生から目をかけてもらえて可愛がられるというメリットがある。今となっては、1歳まで家で一緒に過ごせて良かったと思う。

私のような苦労をする人が少しでも減るように、安心して子どもを預けて働ける保育制度が整うことを願うばかりだ。

託児,
2012年5月30日
  1. mi-mi より:

    つい先日二人目の妊娠し、三月中旬出産予定日がわかり、
    あわてて調べたいろいろなサイトで早生まれの損が
    書かれているのをを見て少々へこんでいるワーキングママです。

    一人目は9月生まれで7ヶ月から0歳児で入園させ
    仕事復帰できましたが、私もフリーランスの在宅仕事なので
    かなりポイントが低そうで調べれば調べるほどドキドキです・・・。
    今は生後半年くらいでどこか認証に滑り込ませ、1歳児で入園できるといいな~~とぼんやり願うばかりです。。

    でもお腹にいるうちに不利だの損だの言われて
    早生まれってちょっと可愛そうですよね。
    でも周りがみんな月齢が上なので、あらゆるシーンで
    引っ張ってもらえるので、いろいろな発育は一般的な基準より
    早くなるのでは?なんて、まだまだ小さいタマゴなのに
    親ばかを発揮してしまいます(*^_^*)

    ブログ、とても参考になりました。
    ありがとうございました!

  2. note2 より:

    >mi-miさん

    コメントありがとうございます。二人目の妊娠、おめでとうございます!私自身も早生まれで、子どもの頃は色々できないことが多くて大変だった記憶があります。でも、それはせいぜい4〜5歳くらいまでじゃないでしょうか?ある程度大きくなってしまえば、体格や能力的にも月齢の差はほとんどなくなりますし、大人になってからは友達より歳をとるのが遅くて得した気分になりますけどねw

    まずは、無事にご出産されることを祈っています。そして認可園の1歳クラスに入れますように!同じ在宅ワーキングママとして応援しています!

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