出産や育児の あんなコト こんなコト

入院中のあれこれ

日中は沐浴の見学や産後指導、赤ちゃんの世話、授乳であっという間に時間が過ぎた。昼寝などしているヒマはなかった。産んだその日からこのスケジュールは結構ハードだ。

出産時、全身の筋肉を最大限に使ったため、全身筋肉痛で思うように動けない。特に上腕と腹筋は重傷だった。その上、座ったり歩いたりすると、その都度会陰の傷がビンビン痛むからたまらない。
2〜3日はガニ股で足を引きずるような歩き方をしていた。赤ちゃんを抱き上げたり下ろしたりするのも腕に響いて苦痛だった。
膀胱の筋肉も緩んでいるせいか、尿意も感じない。でも確実に溜まっていて、トイレに行くとちょろちょろと控えめに長く出る。
恥ずかしい話、尿漏れしたこともあった。悪露用に大きなナプキンを当てていたので大事には至らずに済んだが、それが尿だとはまったく気がつかなかった。悪露が降りたのかと思ったために、始めはナプキンが汚れていないことを不思議に思ったくらいだ。
悪露のためだけでなく、尿漏れ予防のためにも夜用ナプキンは必需品だ。

産褥ショーツは先生や助産師さんが会陰の傷や悪露のチェックをする時に便利だった。

生理用ナプキンでも可だが、いちいち全部脱いだり履いたりするのは面倒だし、恥ずかしくもあった。病院から1枚支給されたものと、自分で用意した1枚とを交互に使用したが、もう1枚用意してもよかったと思う。

入院準備品の中に「赤ちゃん用爪切り」とあって、ずっと不思議に思っていたが、その意味がやっと分かった。
生まれてきた赤ちゃんを見て一番驚いたのは、すでに爪がかなり伸びていたことだ。「爪が伸びている=お腹の中で充分に育った状態である」ということらしい。我が子の爪が長かったのは予定日を6日過ぎて生まれたからだろう。
赤ちゃんはよく顔をいじるため、爪が伸びていると顔をひっかいて傷だらけになってしまう。気になって仕方なかったので、助産師さんにお願いして爪を切ってもらうことにした。私もやってみたが、紙石鹸のように薄くて小さい爪にはさみを入れるのはとても怖い。結局、人差し指の爪をちょっぴり切り取っただけでやめた。

それからお産の話に戻るが、私ははじめから先生がずっとついているものかと思っていた。
しかし結果は助産師さんがほとんどで、先生は会陰切開とヘソの緒の処置、胎盤を出すこと、会陰の縫合のために最後の30分かそこらしか出てこない。
入院中も助産師さんが産後指導や母子のケアをしてくれる。現場を知る助産師さんのアドバイスは、どれも有益なものばかりだった。
これなら妊婦検診は助産師外来に行った方がよかったのかもしれない。健康な妊婦なら、たまに医師のチェックが入れば十分に思う。
第2子を授かったときには、助産師外来を受診したいと思う。

「産後は体を休めましょう」とよく言われるが、完全母子同室の病院ではゆっくり休むことなどできない。もちろん、疲れている時や、あまりにもぐずってどうにもならない時にはナースステーションで赤ちゃんを預かってくれる。
しかし基本的には赤ちゃんを見ていられない時(トイレ、講習、シャワー、検診等)に預けるのが普通で、夜はできるだけ同室で過ごすのが望ましい。

なんと言っても夜中の授乳が一番辛かった。孤独と緊張、不安と睡魔との戦いだった。
部屋代がかからないという理由から大部屋を希望したのだが、授乳にこれだけ手こずることが分かっていたら、もしかしたら2人部屋のままでいたかもしれない。もっと言えば個室を希望したかもしれない。お金で精神的負担が軽くなるなら安いものだ、と考える人は、個室をおすすめする。

大部屋にしたおかげで、通常の倍は精神的に疲れたように思う。早く退院したいと何度思ったことか・・・!今だからいい思い出だが、入院3日目までは本当に厳しかった。。。(泣

出産・入院生活
2005年7月20日

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