出産や育児の あんなコト こんなコト

子どもと初めてのスケート

先週の日曜日、3歳の娘をスケートに連れて行った。お天気の良い日曜日。明治神宮外苑のアイススケート場へ、ちょっと時間はかかるが、散歩がてらのんびり歩いて行った。娘は「スケート」が何なのか、全く分からないくせに「スケートいくー!!」と張り切っていた。

私はスケートなど小学生以来だし、その頃だって大して滑れなかったので、どうなってしまうのだろうとやや不安だった。夫も中学生以来だというが、彼の方が確実に上手なはずなので、全て任せることにした。

スケート靴もレンタルできる。子ども用のサイズもあって、娘の足にぴったりの16cmを借りられた。靴を履き、手袋をして、いざリンクへ向かう。スケートリンクに立つ以前に、娘はスケート靴を履いたまま歩けるのだろうかと心配していたが、意外と平気で、手をつなぎながら、スタスタと歩いていた。

スケートリンクに続く扉を開けたとたん、冷んやりした空気に包まれた。目の前は、真っ白な氷の世界。すでに多くの人たちがスケートを楽しんでいた。一般客に混ざって、リンクの所々でスケート教室の生徒たちが熱心に練習したり、フィギュアスケートのコスチュームを着た熟年男女がペアの練習をしたり、自らの技を磨くべく、優雅に滑っている。様々なレベルの人たちが、同じスケートリンクで滑っているのがとても面白かった。

いよいよ、私たちもスケートリンクに降り立った。娘はしばらく固まっていたが、夫に身体を支えられながら、氷の滑る感触を楽しんでいる様に見えた。
一方、私は怖くて手すりにつかまったまま、壁にへばりついていた。滑り方など、とっくに忘れている。手を離して立っているのがやっとで、ちっとも進める気がしない。当てにしていた夫は娘に付きっきりだし、ここは一人でなんとかしなければならないのだが。。。。

途方に暮れている私に、夫は「足を逆ハの字にする。足を氷に抵抗するように横へ動かす。重心を左右交互に移動させて進む。」というおおまかなアドバイスをくれた。もう、この教えを信じてやってみるしかない。

目の前のカップルは全く滑れない彼女に彼が手取り足取り教えている。その様子をチラチラ盗み見しながら、真似してちょこちょこ進む練習をしてみた。そのうち、手を離してぎこちなく左右の足を動かして滑る真似をしているうちに、だんだん身体が慣れてきて感覚をつかめるようになった。恐怖心もなくなり、何とかリンクを一周できるようになった。

一方、娘は夫としばらく練習していたが、そのうち疲れてきたのか、「もうかえる」と言い出した。
尻もちをついたり、転ぶ度に氷で手袋やズボンが汚れるのが気になって仕方ない様子で、氷を払ってくれとか、手袋の氷のついた面を上にしてくれなどと、面倒な要求が多くなってきた。

服が濡れたり汚れることを嫌がる娘にとっては、苦痛なことだったのだろう。「もうやめる。かえる。」ばかり言うようになった。しかし、だいぶ娘も滑ることに慣れてきており、少しだけ手を離して一人で滑れるようになっていたので「もうちょっとがんばってみようよ!転んだっていいんだよ、見てごらん、みんな転んでるよ」と、豪快にすっ転んでいる大人たちや、娘と大して年の変わらないような子どもがスイスイ滑っているのを見せた。それでも気が進まないようなので、一度リンクから上がって休憩した。

お菓子を食べると、機嫌も直って少し元気になったようだ。

残り時間、あと15分。「もうこれで最後にしよう」と約束して、もう一度3人でリンクへ戻った。

「ほら、ママのところまで歩いて行ってごらん」と夫は娘の身体を支えながら言った。2mほど離れた所に私は立っていた。すると、娘は左右の足を動かし、見事一人で私の所まで滑ってきたのだ。「すごーい!!できるじゃーーん!!」と夫と私は手を叩いて喜んだ。その様子に娘も嬉しそうにしていた。その後、たて続けに3回ほど私たちの間を往復し、ちょうど終了時間になった。

この調子で続ければ、きっと娘はスイスイ滑れるようになるだろう。スケートからの帰り道、私たちは期待を込めて娘に尋ねた。

夫「スケート、楽しかった?」

娘『。。。。。(無言で首を横に振る)』

夫「スケート、また行きたい?」

娘『もう、いかない』

私「どうして?とっても上手に滑れたじゃない。もっと練習したら、もっと上手になるよ」

娘『ううん、もういかない。○○ちゃんはね、こどもの城にいきたい。

「やっぱり、この子はスポーツダメだね。。。」夫はがっかりした様子だった。
「いいや!始めは嫌でも、練習を続けてもっと上手になれば、いつか好きになるかもしれないし。またスケートしに行こうよ」と、ピアノを30年続けてきた私は力説した。しかし帰宅した後も、「スケートいかない。こどもの城に行く」の一点張りだった。

 

翌日、保育園にお迎えに行くと、先生から意外な話を聞いた。

先生:「○○ちゃん、スケートとっても楽しかったみたいで、沢山お話してくれましたよ!!『○○ちゃん、スケートすべれるんだよ、先生も連れて行ってあげようか?』って誘われました(笑)」

うっそぉ!!家で言ってることと違うじゃないの…それなら…また連れていってみようかな。

そのほか,
2008年12月12日
  1. よっちゃん より:

    今日はじめてブログ見させていただきました。うちには1歳7か月になる息子がいるんですが、まだおっぱいが大好きで卒乳する気配もなく、そろそろ断乳しなければいけないな…と思っていたところなんです。それでここのところネットで断乳について調べていました。そして今日思い切ってやってみましたが、途中で断念してしまいました。おっぱいに絵を書いて見せたら息子はじ〜っと見て後ずさりしてて…最初はいけるかなと思ったものの数時間で可哀想になり、何より自分の方が悲しくて涙がでてきてしまい断念してしまったんです。そんな時にたまたまネットで見つけて娘さんの断乳話や成長の話、沢山見させていただき本当に参考になりました。うちも初めての子で色んなことに不安になりどおしですが、娘さんのようにちゃんと成長していくんだなぁ、と改めて感じました。断乳のことも焦らずまだ飲ませようかと思っています。これからも色んなお話楽しみにしています。

  2. note2 より:

    > よっちゃんさん

    コメントありがとうございます。
    断乳は、本当に辛いものです。よっちゃんさんが断念なさった気持ち、とても良く分かります…。
    私の場合は肉体的に限界でしたので、せざるを得ない状況でした。よっちゃんさんが、まだ母乳育児を続けられる状況であれば、納得いくまで母乳を飲ませてあげていいと思います。それに、卒乳の日が来るかもしれないですものね。
    おっぱいを卒業する日はいずれやってきます。それまで、納得いくまで沢山おっぱいをあげて、息子さんとのコミュニケーションを楽しんでください♪

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